4月からMバードではじまった、田中伊佐資さんの番組「すいません、お宅のオーディオ、ナマ録させてください。」はなんといってもタイトルが長い!(笑)。まちがいなくてきと~に付けたタイトルなんだと思うけれども(笑)長い!ので、ブログで書くときは適宜短縮させていただきますね(笑)。
さて、その第2回目を聞いた。その内容は(HPより)
4月21日/代々木~キヨト・マモルさん(VintageJoin)
閑静な住宅地の一角、木々の緑が迎えるマンションの一室で、「VintageJoin」店主キヨト・マモルさんとお客さんが、静かに音を愛でる空間を訪ねました。[再放送=28日]
【使用機材】
プレーヤー:Elac Miracord10H/カートリッジ:Elac MST-2D、GE RPXシングルバトン ゴールデントレジャー/フォノイコライザー:Emotion-1Mono(VintageJoin)/プリアンプ:MONO-Pri(VintageJoin)/パワーAMP:MONO-Power(VintageJoin)/スピーカー:Greatz Radio8インチフルレンジ、Utah 12インチコアキシェル
かかった曲:
出演:田中伊佐資 ※代々木~キヨト・マモルさん(VintageJoin) | - | |
Albeniz/Leyenda | Andres Segovia(G) | BrunswickAXTL1005 |
Thinking of You | Milt Jackson | FELP210 |
Gottingem | Barbara | Philips373636 |
Don't Be Cruel | Elvis Presley | His Master's VoiceG2W B-5936 |
Nightingale Sang in Berkeley Square | Anita O'day | VerveMGW-2000 |
ということで、キヨタさんのフルレンジスピーカーと自作の玉のアンプ、そしてアナログの音を放送通じて聞かせてもらったのだけど、
どのレコードもほんとに説得力のあるというか、しみじみ聞かせてくれる音でした。じゃレンジがせまいかとかいうと、そうではなくて、つまりあたしらが、ギターならギターで聞きたい音を十分に聞かせてくれるサウンドといったらいいのか、、決してウルトラハイファイぢゃないけれど、音楽が実素敵に聞ける音でした、、
そして伊佐資さんもびっくりされていたのだけど、プレスリーのSP盤の音のすごさ!
あたしも仰天しましたね、SP盤ってすごいっていうのはうすうす最近感じていたのだけど、こんなに迫力のある音とは知りませんでした、、これはいいとSPの音を反芻する伊佐資さんを見て、いよいよSPい行きますか?とキヨトさんがにやり、、「いやいや」とか伊佐資さんは言ってるけれど、時間の問題だとあたしは思うな、、
ボーカルもジャズも声や楽器の一番おいしいところがとてもよく聞こえました。しかもモノ録音はSP1本で再生するという潔さ、、
アンプとかの機器は自分で納得する音のものがなかったから自作するというこころいきもすごいなあ、、
しかし、この番組オディオマニアにとっては、とても面白いです。
なにしろ、あたしらマニアはご同慶のみなさんが、どのような考えでどのような音を鳴らしていられるのかって、なかなか気になることだからなんです。もちろん、近くに音もだちはいるけれども、なかなか全国行脚なんてできないから、伊佐資さんの番組で実際の音を聞けるっていうのは、僥倖ですよ(笑)。
熊本にも来てくれないかなあ、、「オーディオ道場」とかおもしろいと思うけれど、、
さて、キヨタさんところシステムとは違うけれど、あたしも最近、こんなセットで聞いて結構満足しています。
AUREXのラジカセTY1000とYOUTUBEの音源をiPADでブルーツースで飛ばして鳴らすという、、まあ、シンプルなシステム。キヨタさんところは、玉のアンプとヨーロッパのスピーカーと吟味されたものだけど、あたしのは、その辺の電気屋さんで買い求めてきたもの、、
でも、先にも書いたように、iPADの音が実に良いのです、、ちょっとした玉のアンプで鳴らしたような音みたいで、、ジャズなんか聞くにはもう、これだけで十分って思うぐらいなんですね。iPHONEからTY-1000に飛ばす場合と音質が明らかに違います。しかもYOUTUBEって、聞きたい音源がほとんど入っているから、ジャズからクラッシックまで、ほとんど好きな曲が手軽に聞けてしまいます、、
こ~いうのでも、音楽は十分楽しめるから、、あたしがやってきたオディオっていったなんだろうなあとふと考えるのですね(笑)。(もちろん、あれはあれでおもしろからやめないけどね)
今だって、これまで聞いたことのなかったビルエバンスの音源を聞いています、、
YOUTUBEがピュアオーディオの音源になるとは思えないけれど、お茶の間で音楽をいろいろ楽しむ分には、こんなシステムで結構良い音質で聞けてしまうのが、令和のひとつのオディオのかたちなのかもしれませんね。