昨日書いた片山さんと山崎さんの番組だけど、エアチェックに失敗したと書いた。
昨日帰宅して、PCを立ち上げたら復元ソフトが働いて、なんとファイルが立ち上がり、無事、聴くことができるようになったので、あなうしれと続きを夕方聞きました。
平成当初のあの時代、あたしも東京でサラリーマンをしていて、仕事をさぼって、CDとかオディオをあさっていたので、おふたりの想い出話は、もうほんとになつかしいのでした。
なかでもおもしろかったのは、山崎さんの想い出話。三田レコード研究会には、当時入手可能なシューマンの交響曲2番盤、全てを集めている方がいた。ある日、山崎さんのお友達が、そのコレクションの中でどれがベストか聞いたところ、、「サバリッシュがドレスデンSO」と答えられたこと。この盤は、当時から同曲の名盤として知られていたから、この盤がベストなら、この方なんで他の盤を集める必要があったのでしょうか?と場内大爆笑の渦になったのだけど。
いやいや、評論家がすすめる手堅い盤を入手するっていう集め方から、自分の好きな盤を買いまくるっていうように時代が変化したのではないかと、片山さんが分析。ようするに、いかにサバリッシュ盤が優れているのかを証明するために、膨大な数の同曲盤をコレクションするっていうことなんでしょうね。そうだ当時、「人間の証明」とか証明シリーズはやってましたからね~と大爆笑。
いや~おもしろいおもしろ! なにしろ4時間にも及ぶトークセッションだから、まだ聞きとおしてないんだっ!今日も帰宅したら、また聞こっと!
さて、火曜日のおたのしみ、牧野先輩の「オーディオ歴史館」だけども、ちゃんと傾聴しておりますよ(笑)。
このところ、今はもう懐かしいMDとDCC特集が2階に分けて放送されました。
6月4日/MDを振り返る
『ステレオ時代』Vol.14の特集のひとつが「DCCとMDの時代」だった。その内容を電波に載せようという企画。まずはMD=ミニディスクだ。オリジネーターはソニーだが、意外にも短命に終わった。1991年に概要を発表し、翌年に最初の製品が発売された。直径64mmの光磁気ディスクはCDのわずか5分の1、たった160メガバイトしか記録できない。だからデジタル圧縮技術が使われた。音楽を「間引き」して記録するのだ。スタジオにソニー製2台とパイオニア製、TASCAM製各1台を持ち込み、平成MDの音を令和のいま、プレイバック。[再放送=11日]
6月18日/DCCを振り返る
『ステレオ時代』Vol.14の誌面を番組にする第2弾はDCC。コンパクトカセットというフォーマットを1962年に生み出したオランダのフィリップスが、デジタル時代のカセットとして松下電器産業(現在のパナソニック)と共同開発したフォーマット。ソニー独自開発のMDより1年早く1991年に第1号製品は発売された。DCCデッキはコンパクトカセットの再生も可能であり、世界に数百億本あるカセットテープという資産を救う目的もあった。しかし、ここがアダになった。スタジオではCD音源をカセット、MD、DCCで録音しプレイバック!
なつかしいな。あたしも、MDはポータブルとDENONの据え置き型を所持しておりましたが、あまりにも音が悪くて、いつのまにかどこかへ行ってしまいましたよ、、DCCはポータブル型をもらったのがあって今でも実家にしまってあるけれど、一回も使ったことがない、、
今回MD特集にあたって、牧野先輩は、生まれてはじめてMDデッキを購入したということで、実機を持ち込んでの音の批評となりました。歌謡曲とか音数が少ないものについては、データの間引き(ATRACなつかし~)が少ないので、まあまあ聞けるけれど、クラッシックのように音数がおおいと悲惨とのこと。ジャンル別に実際に録音した音で検証しました。その違いは放送でも、まざまざと分かりました。
やっぱり、MDでのクラッシック録音は厳しい。あたしも、CS-PCM時代にMDで、デジタルダイレクトでクラッシックを相当数エアチェックしたけれど、な~んかもの足りない音だといつも思ったものだった。
カセットは復活の兆しがあるけれども、MDはちょっと難しいのぢゃないかしらん、、しかし、MDとかDCCなつかしいな、、
どちらも平成当初の産物でしたね、、
こういったなつかしい話を聞きながら考えた、、例えば70年代に半ばとかに、あたしが今の歳(50代後半)で存在したとしたら、どんな機器を買うだろうか、、、ん~やっぱり、スピーカーはタンノイとかハーベストかスペンドールとか、そんなところかな、スピーカーは。アンプは真空管のいいやつ。そうして、マイクロかどっかのアナログプレイヤーとトリオのFMチューナー。カセットデッキはもちろんナカミチ(笑)。ケーブルとかは付属のピンケーブルとスピーカーには電器屋からかってきた、電線とか、、そうやって、いいレコードをいっぱい聞いて、ライブ番組をエアチェックする、、
あっ、これって、、今もってる機器の傾向と基本あんまり変わらんのぢゃないかしらん? デジタル系がないってことぐらいが違う(笑)。
またまた、雨の夜(けっこう当地大雨が続きます)の愚考でした。