そんなに聞いたことはないけれど、強烈な印象がある音楽家っているでしょう。
ジェシー・ノーマンさんは、あたしにとってのその人かな、、
昨日、BBCのニュースを聞いていたら、彼女がなくなったと報じられたので、ええっ!とおどろいてネットで調べたら、前から体調が悪かったらしく30日(月)74歳で死去したとのことだった。
すばらしいソプラノということで、絶賛されていた歌手だったけれど、何回かあたしも映像やCDで聞いたことはあったけれど、そういう高評価があんまりピンときたことがなかったな、、彼女の歌っている手持ちの盤は2枚だけ、、カラヤンと入れたこのライブ盤と、小沢さんと入れたこれだけですね、、
カラヤン盤はよく聞いた盤で、ノーマンさんは、一番最後のワーグナー「愛の死」をうたうのだけど、、いつ聞いてもあたしはそんなに感動しなかった。広域がビ~ンとのびていくっていうのではなくて、なにかこうふと~い声が太く豊かに響いていくっていう感じではあるのだけど、すごいな~って感じたことはなかったなあ。むしろ、この盤はカラヤンとVPOの演奏がメインでしょとか思っておりました。
そういえば、カラヤンのドキュメンタリ映像で「カラヤン イン ザルツブルグ」ていうのがあって、たぶんYOUTUBEとかでも見られると思うけれど、その中で、上の盤の映像が出てくるのではなかったか、、
アフリカ系の歌手であたしが好きなのは、やっぱりキャサリーン・バトルですね。この人は声はす~っと高域が伸びて、澄んでいて、さわやかな感じ、、カラヤンもドンジャバンニとか一緒に録音したのではなかったかしら、、
一方、小沢さんとのこの盤は、恥ずかしながらほとんど聞いていないのです。なんとなく、ストラビンスキーの歌ものって、いまいち積極的に聞こうという気が起こらなということもあって、やっと最近になって、ストラビンスキーの作品っておもしろいなあと感じているのですが、、
しかし、ノーマンさん。様子だけでも人を圧倒するオーラがありましたね、、、、
あらためて、ノーマンさんの歌を聞いてみよう、、