引き続き、インフラノイズのアナログアキュライザー(AACU-1000)を使って音楽を聞いておりますが、使い始めてまだ3日というのに、その圧倒的効果に本当におどろきつつ、耳タコCDをあらためてこんな音だったのか聞きなおしております。
で、これも今年よく聞いた盤。アナアキュを介して聞いてみます。
スコットハミルトンが北欧でやったライブ。ストックホルムの厳冬のある晩、録音された盤。音全体が実にあたたかくて、あたしの冬のお気に入りの一枚。
さて、アナアキュを介して聞くとどうか、、、ああ、ああ、やっぱり、今まで聞いた盤と同じような音の変化がはっきり出ますね。
つまり、楽器が本当に生音みたく出てくる、、空気感がぶワット醸成される、んでももって、その中で楽器の音の停滞時間がぐんと伸びて、それだから倍音とかの響が美しくからみ、もうなんとも言えない音楽の妙が随所に聞こえてきます。特にこの盤は、もともとがあたたかい感じの録音なので、アナアキュを通して聞くと、もうライブの熱い雰囲気がもわもわとかじられるほど、、いや、これは、本当に前とは別物だわ(笑)。
次にまた、これも今年よく聞いたピアノトリオ。ポーランドのピアノトリオなのだけど、これもあたしのお気に入り、、これほんとに良いです、、
さて、アナアキュを介して聞くとどうか、、
う~む、やっぱり音全体が「活性化」されますね。繰り返しになるけれど、録音された音が、いかにも録音された音だね~ということではなくて、楽器の生音、生音の響が出てくる、そして演奏されている楽器周りの空気が感じられるようになりますね。そして、ここまで聞いてきてわかったのは、今まで出なかった音が聞こえてくるということ==つまり情報量が格段に上がっているだけど、それがいかにもオディオ的に向上したっていうのではなくて、生音的に増強されたので、しっかり意識しないと気付かない、、、
ピアノの音の美しさ、、アナアキュ適用前には、ピアノの音がこんなにもきれいに響くなんて全くわからなかった。これまでのいくつかピアノトリオを聞いてきて、やはり、ピアノの音の真の美しさをアナアキュは出してくれる、、ピアノ好きには、たまらない音質向上ですね。
演奏が高揚すると、それまで4312が出せなかった、ぐんと一閃の盛り上がりも表現されるようになった(わかりにくかもしれないけれど)。演奏の高揚感とか抑揚、、躍動感というのが、はっきり伝わります。
う~ん。しかしなんだろうこれ、、上のような効果がアナアキュを適用すると間違いなく出てくる(少なくともうちのシステムでは)。
そうして、ここが大事だと思うのだけど、音の様子が、「生音」みたくなるので、聞いていて「実に気持ち良い」、「まったく疲れない」、「音の感触がとても良い」、、こういう言い方は適切ではないかもしれないけれど、4312がね~ ハーベスとJBLの中間みたいな音の様子になった、、
SATRIのAMP-KUMAMOTOについても少し言っておきたいのですが。音もだちで、ギンギンのJBL使いのKさんが、AMP-KUMAMOTOこそ、JBLのスピーカーを最高に良く鳴らすと絶賛されていて、あたしも、その音を聞かせていただいことがあるけれど、JBLのでかいSPが実に美しく歌っておりました、、、だから、JBLのスピーカーとAMPKの相性ももともと良かったということもあることは間違いないです。
しかし、こうやってアナアキュを適用したうちのシステムの音の上のような「変化」にひたすら驚いてしまいました。驚くと同時に、オディオっていったいなんだと、さらに考えさせられることにもなりました。CDプレイヤーにAMPKにJBL4312というシンプルなオディオシステムで、これだけの音が出るということ、前にも書いたように、アナアキュを入れるだけで最高級のセパレートアンプを導入したような音の改善は、、もしかしたらこれは「革命」なのか(笑)。
昨日、上のポーランドのピアノトリオ盤を聞きながら、この音の出方はどこかで聞いた感じだなあと、つらつら考えたら、、、ハイレゾですわ! はいれぞ!
ちょっと前にいろいろ聞いていた192Kとかのハイレゾの音の様子に近い! ふつ~のCDがハイレゾみたく聞こえる、、う~ん言った何んだろう、、
アナアキュ。こんなの、単なるフィルターぢゃん! ライントランスのミニミニ版ぢゃん!と言われるかもしれない、、実際どういう仕掛けになっているのかは、インフラノイズ関係者しか知らないと思うが、でもどういう仕掛けなのか、あたしは知らなくていい、アナアキュの魔法のような効果をあたしが実際に体験したは事実!
もういちど言っておきますが、上のアナアキュの音の変化は、あたしの音の趣味にびったりあった!ということであって、すべての人がこの変化を好むってことはないでしょう。
でも、先に行ったように、オーケストラとかジャズとか生音楽器の音が好きな人==楽器の生音を自分のオディオのベースにしている向きにとっては、アナアキュはマストアイテムだと確信します!
あたしにしてみれば、アナアキュをシステムの要所要所に少なくとも4、5個は常時使いたい!
さて、次は、他のシステムにアナアキュを使って、音がどのように変化するのか、試してみたいと思います。
年末年始休みは楽しみになってきた!