なんとか午後遅くには東京でのお仕事を終えて、同僚が渋谷によるというので、ぶらぶら行って、そうして飛行機に乗って帰ってきた。
夜の飛行機の中で読んでいたのは赤坂の本屋でなんと平積みで売っていた寺島さんの新刊。帰りの飛行機の中で読むのに良いなあというので買ったもの。
ひさしぶりに彼の破天荒ジャズオディオの世界を読んだのだけど、寺島さんもすでに７０才を超えてしまって、日本人男性の平均寿命は７９歳。だったらあと数年しかないので、好きなことやんないと死にきれないという考えで、相変わらずがんがんやっている日常が書いてある。その発想は今のあたしとかわらんな～とにやにやしながら読んだ。え～いこうなりゃやけくそだっ！て自分を叱咤激励しながら前に進むのは実に潔い！あたしもみならわないと！
で、またいろいろ狂気（狂喜）に駆られてまた次から次へと機器を入れていくのが、なんともすざまじいのだけど（笑）。やっぱり自分のオディオ感も変わった。パワー一辺倒から音場も大事っていう
思いが強くなった今日このごろらしい、、、
それにしても７０歳を過ぎて、このエネルギーなんともすごい！文章も以前にもまして軽くなってブローしている感じがとてもよい。
寺島さんのＳＰはアバンギャルド。そう言えば、この間あたしの音もだちと話をしていたら、アバンギャルドの音は他のＳＰとは全く次元が違う。うまく鳴らしたときの音は信じらないぐらいいいと、彼の音もだちが感動してたって話してくれた。一度聞いてみたいもんだこのＳＰ。
半分ぐらい読み終わったところで飛行機は熊本に到着。