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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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南阿蘇でジャズを聞く、、

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今週前半は東京からの業界ゲストが来られるので、各所ご案内とか会議とかでバタバタしているところなのであります。今日はお休みなんですが、ゲストのアテンド、、オディオしたいのだけどなあ、

 

で、昨日、来熊されたお客様は、なんとオディオ好きということで、空港から南阿蘇付近を案内してみました。

 

熊本地震で西原村から南阿蘇の橋やトンネルが寸断されていたのでけど、昨年すべて開通、前よりきれいに道路が整備されていました。

 

さて、南阿蘇からの帰り道、「WOODSIDE BASIE」と記され看板が目に入りました。 すわ!これは前から聞いていたジャズオーディオカフェのお店だと気付いて、お客様と一緒に入ってみました。

 

前からこういうお店がある~というのは、オーディオ道場の音もだち経由で聞いたことがあるだけど、あたしは実際にお邪魔したのははじめて。

 

外観は古民家、そうして広くてよく整備されたパーキング。オーディオ道場のちょっと混沌とした感じとは真逆の感じですね(笑)。

 

中は40場ぐらいの広間で、内容も大きな太い梁を使った古民家風のつくり、、。

詳しくはこちらで、、http://woodsidebasie.com/

 

中はそれこどウッディで、いい感じの暗さで、、部屋の正面にはステージがこしらえてあって、展示されている写真とか見ると、定期的にライブ演奏もされているようです。

 

ステージの前にJBLの4345とホーンを玉のアンプでドライブされていました。

 

最近、あたしもJBLのユニットとかを聞く機会があって、JBLの音ってこんなものかあという感じがつかめてきたところなのだけど、、このお店の音はとてもきれいで、いわば上品な鳴り方でありました。でも、決して線がほそいとかいう感じではなくて、実にいい塩梅の厚みもあって、

 

楽器の分離がとてもきれい。驚いたのは、ソースがすべてアナログだったこと。しかも、スクラッチノイズがほとんどなくて、実に美しい音。女性ボーカルが実に素敵になっていました。ケンウッドのKP-1100に特注のターンテーブルを載せてますとのことでしたが、これが実に良い音でした、、カートリッジはDL-103ということだったのだけど、あたしんちでは、アナログがこんなにきれいに鳴らないのですねえ、、

 

おいしいコーヒーをいただいて、、今回はお客様も一緒でしたので、40分ほどで失礼しましたけれど、月曜の午前中にお邪魔したのだけどおやさしそうなマスター(70代?)と少しお話をさせていただきました。どうやらオーディオ道場の常連さんらしく、あたしもはもしかしたら、過去お会いしてことがあるかもしれません(笑)。

 

しかし、このお店の音は、道場の片山マスターのエネルギッシュでエネルギーのほとばしるJBLの音とは、キャラが全く違っておどろきました。こちらの本質的にはJBLの音なのだけど、実に美しく繊細、、片山マスターの音が油絵とするなら、このお店の音は、精密画という感じか、タッチが全然違うのです、、JBLのふところの豊かさにちょっとびっくりしました、、

 

でも、最近、いろいろとJBLの音聞かせてもらって、JBLはもちろん良いけれど、あたしの真ん中の音でないかなあと感じております。もちろん好き! ジャズはやっぱりJBLで聞きたい。でも、サイズ的に4344とか大きすぎて、威圧感がありますのね(笑)。あたしとしては、JBLは4312程度のサイズと音でもう十分(笑)。実際また、先週末、4312を部屋に入れて、鳴らし始めました。これがとてもよく鳴る、、そして音は本質的にJBLなのですね、、

 

あたし的に真ん中の音とは、どのへんなんだろう、、やっぱりヨーロッパとかイギリスの音調なんですね、、そういうば、この間、某所で聞かせていただいたソナスファベ―ルのエレクタアマトールⅢには、ちょっと、こころを奪われてしまいました。そ~いえば、あたしは、過去ソナスを使ったことがあったのだった、クレモナ、そしてアマティオマージュ、、やっぱりソナスかなあ、でもイギリスの音も好きなんだけどね、、

 

このお店のマスターは定年した後、南阿蘇引っ越して、、このカフェを開いたとのことですが、、、冬は寒いだろうけれど、夏は涼しく良いだろうなあ、、また今度はゆっくり来てみたいですね、、

 

 

 

 

 

 


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