Quantcast
Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2184

寒い! けれど、、、平川パラゴンの音

$
0
0

昨日、寒波襲来というので、実家へ急行。というのは、実家は周りに何もない場所なので、寒風をもろに受けると水道管が凍り・破裂して、そりゃもう大変なことになるから、寒くなる前に水道管を占めておくことが肝心なのでありました。

 

ということで、昨日朝、行きましたが、ついでに、この前、あらためて設置した故平川さんの手作りパラゴンを鳴らしてみました。

 

今回は、実家に置いてあったTEACの大昔のDAC D-500とマランツのCDPのデジタルアウトを接続してみます、、

 

マランツのCDP(上)。音はでないけれど、デジタルアウトは使えるからというので、音もだちから譲ってもらったもの。TEAC D500は、20年ほど前のDAC。でも調べてみると、皆さんご存じのDAC7を内蔵しているちょっと馬鹿にできない内容のもの。プリメインは、変わらず初期のSATRI。

 

で、なんか気の利いたケーブルがないかと、ガサゴゾ探したら、おお! 巷で音が良いという噂のSONYの赤黒ピンケーブルを発見! こいつでDACとアンプを接続します。

 

さて、先ずはいつものように、ヨーヨーマのバッハ無伴奏チェロ組曲。ああ、悪くない、、マランツ単体で聞くより、彫りが深いというか、音場の広い、、大昔のDACなのに、あなどれません。さすがにDAC7を使っているだけあります(笑)。

 

続いて、チェリのチャイコフスキー5番(ライブ)など、、ああ、これも悪くない、、なんちゃってだけども、基本構造はパラゴンを踏襲しているだけあって、音場の感覚というのは、ホールのそれに近いですね。アンプの性能もいいのか、楽器の音もきちんと分離して聞こえます。

 

オペラも聞いてみたけれど、これがまた、悪くない。声の定位がしっかりしていて、なにしろ基本構造は「パラゴン」。音の広がりが実に自然なので、ホールで聞いているようなこころもちにさせてくれます。だからといって芒洋として音ではなくて、切れ味、分離も悪くない、、

 

あの、これって悪くないですね。なんか文句つけるところがある?と自問すると、、特になしと自答(笑)。

 

いや、本当に手持ちの機材をてきと~につなげて、まあ偶然なのかもしれないけれど、この音実に良いです(笑)。

 

このなんともじんわりいい音で音楽を聞きながら、コーヒーでも飲んで、しばしゆっくりしたいなあ、、という感じの音、、

 

しかし、一体何だろう? これまで相当なお金と時間と労力をかけて、相当ハイエンドまで追い込んだときもあったけれど、この平川さんお手製のパラゴンの音と比べて、なにかおおきな「優劣」がありましょうか? いや、B&WのハイエンドSPよりむしろ平川パラゴンの方が、音楽の良さがじっくり伝わってくるような気がするから面白い、、、

 

最後にビックバンドジャズをかけてみたら、ん~これはちょっと厳しかったけれど、実家には、センモニやLE8Tもあるから、ジャズはそちらで鳴らしたらよかろう(笑)。

 

自宅で鳴らしているJBL4312も、なにやらじんわり・しみじみと良い音を出しつつあり、さらにはSATRIのフォノイコでアナログも聞けるようになって、、インフラノイズ社のアイテムも相まって、、なにかこう、あたしのオディオ感そのものが根本的に変わってきたように感じる今日このごろなのであります。

 

10年ぐらい前、ハイエンド機器でなきゃオディオぢゃないとか思っていたころには、持ちえなかった余裕というか、そんなこころもちが、年の功でできたからかなあ、、、まあ、わからないけれども、こういうマインドでセッティングするオディオで鳴らす音楽は、じんわり・しみじみ良いものです、、

 

 

 

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2184

Trending Articles