昨日はお天気がよかったから、午前中、自転車のおけいこをして、午後は、オディオ部屋に犬とこもって、ふたりで(?)アナログを再調整しました。SATRIのCAP1004フォノイコのエージングも進んで、アナログの音がこんなに良いのかとちょっとおののいております。アナログについては、また書きましょう、、
さて、おととい土曜日の午後、カップラーメンをすすりながら新聞を見ていたら、「マッコイ・タイナー逝去」のニュース。81歳。
60年代にコルトレーンとばりばりの演奏していたのだから、たしかに、ご高齢ということではあったのだろうけれど、あたしのイメージは、いっつも濃厚、ぶりぶり、ぎとぎとというという感じだったので、ちょっと驚いてしまった、、
(こんなイメージ)
30年ほど前、新婚旅行でNYに行ったときに、嫁さんは時差ボケで無茶苦茶具合が悪くて、単身、ヴィレッジヴァンガードに行ったのだけど、その時、マッコイがトリオで出てました。演奏の内容は全く覚えてないのだけど、なにしろ元気よさそうな人だなあと本人を見て、あらためて思ったのでした。
さらに時間をさかのぼると、あたし同級生の親友Mは、マッコイのこの盤が好きで、家にあそびにいくと、これよかろ~?とか言っていつも聞かせてくれたものだった。これを聞いてると、気持ちがすかっとするのだと言っていた。テーマ曲の Fly with Windはよく覚えているのだけど、その他の曲はどんな感じだったか、、おぼえてない(笑)。
あたしが一番好きなのは、コルトレーンの「バラード」で、静かめにしみじみ弾いてるところ。これはいいなあ、、
そう言えば、ちょっと前には、ライル・メイズがなくなっていたのでした。
あたしが、20代のころ、パットメセニーグループで、パットのバックを務めたキーボディスト、、パットの音楽をシンセや生ピアノでカラフルに展開したのは、この人でしたね、、まだ、60代、、あたしより、ちょとだけ先輩だったのに、、
(左がメイズさん)
パットメセニーグループは、リリースされる作品をほとんどリアルタイムで聞いてきたから、あたしの青春といってもよい、、
コンサートにも2回行きましたから、、とても良かった、、PMGであたしが最も好きな曲は "Are you going with me ?"。ミニマルミュージックみたいな感じなんだけれども、パットがシンセギターで、まるでサックスみたくエモーショナルに弾きまくるのは、もうぐっとくる、
あたしもアラカンだから、年上のみなさんがだんだんといなくなるのは生涯ないことだけれど、、ちょっとさみしい。でも、CDとかアナログをかけると蘇るのだよな、、それはオディオのとても良いところ、時間を超越するのだからね、、