58歳になりました(笑)。あと2年で還暦だ~っ! ということで、現在のあたしの音楽部屋の風景、、
メインのシステム:
SP:ソナスファベ―ル エレクタアマトールⅢ
アンプ:アキュフェーズ E-800
トランスポート: CEC TL-1X
DAC: インフラノイズ DAC-1 (インフラノイズ アナログアキュライザー、デジタルアキュライザー使用)
アナログプレイヤー: ラックスマン PD-171A
カートリッジ: オルフトフォン SPU#1
フォノイコライザー: SATRI CAP-1002 バッテリー駆動
ケーブル類: すべてインフラノイズ製 リベラメンテケーブル他
というラインアップになりました。
なんでこんな感じになったかというと、その経緯は、これまで、あたしの馬鹿日記を読んでいただいてた方はお分かりになると思うけれど、音楽をいい音で聞いて、しみじみしあわせになるためのシステムっていうのがコンセプト。この「しみじみしあわせ」っていうのがキーワードです。
そして、メインシステムのすぐ横に設置したのは、JBL4312をメインに手もちの機器で組んだサブシステム。こちらについては、すでに過日書いているけれど、なにしろ、プリアンプとメインアンプの間にインフラノイズのアナログアキュライザーを入れた途端、音がものすごく良くなってしまって、、何を聞いても、こちらもしみじみいい音で鳴るので、、実は、メインよりもこちらで聞いてる時間の方が多いぐらいなのであります。
メインシステムについては、故村井先生からいろいろご指導を受けて、FALのスピーカーを中心にEARのアンプでドライブして、とても満足していたのだけど、、音もだちからアキュフェーズのプリメインアンプ E-650を貸してもらったときの驚きが、今回の変更の発端ではありました。
どう聞いても、あたし的には、650の方がEARアンプもよりも好みの音なのでした、、
さらには、あるお店で聞かせてもらったエレクタアマトールⅢ(EA3)の繊細だけども、このサイズとは信じられないぐらいの、音の厚み、中低域の豊かさ、、あたしの好きな音楽を、これほど肌触りの良い音で、つつんでくれるスピーカーが今まであったかなと自問自答するほどよかったのでした、、ソナスのスピーカーは、クレモナ、アマティと結構使ったきたのだけど、今回のEA3のような親近感は、感じなかったなあ(笑)。これも年のせいか(笑)。
(上がDAC-1 下がSATRIのフォノイコ CAP-1002 モバイルバッテリー駆動)
手塩にかけたFALのSPは、まさしく漆黒の中にさんざめくを星々や星雲・星団を、今はやりの4K、8Kレベルの解像度で映し出してくれるような、唯一無二の音世界を展開してくれたのだけど、エレクタアマトールⅢは、もっとあたしのこころに寄り添って、一緒にあたたかい毛布のくるまって、音楽きこうよという感じの音なのです。エレクタアマトールって「選ばれた友達」っていう意味らしいから、まさしくこの音のキャラクターのことですね、、
FALのSPは、むしろ形而上学的な音、、この世のものとは思えないような、美しい・様子のはっきりした音を繰り広げてくれたのだけど、この歳になったあたしには、EA3の方がガールフレンドとしては、このましい、、そうキャンディーズでいえば、EA3は、あたしの大好きな田中好子さんで、FALは、最近復活された伊藤蘭さんか、、ものすご私的なカテゴライズだけども(大爆笑)。でも、まあ、あのお若いころのす~ちゃんみたいな感じのスピーカーだなあ FA3は、、ふわふわしてて、あったかそうで、やさしくって、、く~ったまらん(あほですねえ)。
FALは今、このSPをとても気に入ってくれている、音もだちに鳴らしてもらっています。
アンプについては、何より、これから末永く付き合うためには、音はもちろんだけど、メンテナンスについての信頼が絶対条件であって、そうなると、あたし的には、メインとなるアンプはアキュフェーズ以外にはありえない訳でして、アキュの中からの選択になりました(笑)。
さらには昨年、仕事で上京したついでに、あるお店で偶然んもエレクタアマトールⅢ(EA3 )をE-650で鳴らしていたのだけど、、これは、本当によかった、、磨き抜かれた、、まるで音が水晶みたく立ちあがってきて、それはそれは、美しい、極上の美音でした、、
それなら、C-3850、A-75にしたら、さらに良いだろうと、アンプの切り替えをお願いした。
これが意に反して、あたしの耳では、E-650の方が好ましかった。なんというか、プリメインの方が、落ち着いているというか、バランスが良いというか、一番良いところで落ち着いているというか、、セパレートは、追い込めば、もちろんプリメインよりずっといい音が望めることはわかっているけれど、なんとも音が落ち着いていない、しっくりこない、、。
セパレートにしたら、オーディオやってる感100%で、オディオ馬鹿一代としては、ぐっと惹かれるのだけども、、ケーブルとか電源とか、その他もろもろの途方もない努力と投資は、ちょっともういいかなあずぼらな気持ちがあって、セパレートだと、シビアに自分のイメージの音に練り上げていくっていう楽しみもあるだろうけれど、もうちょっと、あんなことするんだったら、その分の時間とお金をソフトや音源にかけたいなというのが正直な気持ちなのでした。
Eー650の音のまとまりの良さを体験してわかったのは、なるほどプリメインこそがアキュフェーズが決める音なのだということでした。つまりね、セパレートは、ユーザーの追い込みようで、もちろんベースにはアキュの技術の粋を尽くした「音」があるのだけど、それに加えてユーザーの取組で、出てくる音は千差万別。もちろん、プリメインであっても、ケーブルその他で追い込めるのは、間違いないけれど、電源を入れて出てくる音は、アキュがこれだと決めた音ということではないでしょうか、、E-650の音を聞いて、あたしは、そのことを理解したのでした。
C-3800、A-75とか入れたら、それはもう、オディオ馬鹿としては、これほど誇らしいことはないけれど、機械の整備に時間を費やすより、これからは、いい音楽をレコード、CDなんかでもっと聞きたい。実際、手持ちのLPとかCDとかで、聞いてないものがたくさんあるし、まったく聞いてないものだって少なくないのです。
それなら、プリメインでいこう! と決めたのです。しかし、オディオ馬鹿一代だから、それなりにしっかりしたものでないといけません(笑)。
その音に感動したE-650にほとんど決めていたのだけど、、そのうち、、アキュから新しい超ど級プリメインが出るという噂がちらほら聞こえてきたのが、昨年の秋ぐらいかな、、
で、あるオーディオフェアに行ってきた音もだちが、「今度のアキュのプリメインは、ちょっとちがう、、とてもいい、、聞いてみた方が良い」と連絡してくれたのでした、、んでもって、実際の音はなかなか聞くことができなかったのだけど、ネットの記事を見てみると、どうも、E-650以上の音が出てるらしい、、それなら、まあ間違いないだろうと、なじみのお店に連絡してみると、すでにファーストロットのオーダーは終わってしまって、次のロットしかだせませんよ~ということだったのだけど、別に急いでないからいいよ~というので、今回は手持ちの機材の多くも整理することにして、E-800とEA3のお話をはじめて、2台ともそろったのが、2月の終わり、、
で、実は、それから上のメインシステムを鳴らし始めているということなのでした、
んでもって、音はどうかというと、、それはまた、別スレッドで、、