コロナ騒動はまだおさまらず、、しかし、日常は続く。あたしのオディオライフも粛々と進んでおるのであります。
CECのトランポートTL-1Xでいい音出したいというので、手持ちのDACをとっかえひっかえして、相性を確かめていました。過日の記事では、SATRIのDAC-2000とのマッチングがえらく良いとお知らせしたのだけど、、たしかにとても良いのだけど、聞いていくと、すこし神経質な感じがあって、完全にリラックスして音楽のひたるっていう感じではなかったのですね。
では、どうしょうか? で、だいぶ前、音もだちが貸してくれた大昔のTEACのDACがありました。D-500ってやつね。
調べてみると、当時としては、非常に良いパーツを使っていて、マニアは、このDACを改造して大幅音質アップを図っているらしい。ちょうどトランポートとは、同じ世代なので、悪くないかもと思いつないでみました。もちろん、インフラノイズのアクセサリーを装着するのを忘れません。
音は、まったく悪くない。全体的に自然で音場も広くって、、スピードも速い。2、3日電源を入れっぱなしにして、ずっと聞きます。
ず~っと聞いてると、もちろんまったく悪くないのだけど、、やはり解像度が低いというのか、細かい楽器の音が埋もれてしまう、、いや、こういう音で満足できなということでもないのだけど、、なにしろ30年以上の前に作られたDACがこれだけの音を出すというのは、シンプルに驚きだったのだけど、、でも、音楽が迫ってこないというか、表現力が弱いというか、、ほんの少しのサムシングに欠けるという感じなのでした。聞いていてまったく疲れないのだけど、
では、もう1回、インフラノイズのDAC-1を聞いてみようと、D-500と交換します。
で、接続。すると同軸(SPDIF)で接続したのだけど、少し雑音が出る、、う~ん、しょうがないからバランスケーブルで接続することにしました。
ケーブルは、スナーの極太ケーブル。どうか?
(なぜかワーグナーボックスの横にDAC-1)
あ~これは、悪くないかも、、同軸と比べてものすごくナチュラル、、SNがぐっと良くなった感じもして、弦の音とかが実に自然、、響がものすごくナチュラル。ちょっと聞きには、高域が丸くなったように感じるけれど、そうでなくて、全体が自然な感じで落ち着きましたね。これぞ、ベルトドライブの音っていう様子になりました。 耳タコCDを聞いてみると、これがなかなか良い!
実はちょっと前にDAC-1関係の記事をネットで見てたら、変な電源ケーブルを使うより、インフラノイズ付属のケーブルの方がナチュラルな音が期待できるとレポートしている方がいたので、今回は付属の電源ケーブルをあらためて使ってみたのでした。
それと、もしかするとTL-1Xそのものが同軸よりバランスアウトの方が音が良いのかもしれません。
ああ、この音の様子はとても、リラックスできますね。ほんとにベルトドライブトラポのなめらかで、落ち着いた、良い音だわ、、
(左:バランス接続 右:アナアキュ)
ということで、いろいろやってみたけれど、Tl-1XとインフラノイズのDAC-1 おっと忘れてはいけない、同社アナログアキュライザーACCU1000を装着し、アキュフェーズE-800で鳴らすエレクタⅢの音は、実にナチュラルで、、音楽に、つい聴きいってしまいます。あまりに音の様子がここちよいので、知らないうちに爆睡してしまう、、ふと気が付くと、目の前にはエレクタⅢがある、、ああ、あたしは、今このスピーカー使ってたんだと思い出す、、自然で、気持ちの良い、包み込まれるような音ですよ、、
アキュのE-800、、、プリメインだけど、これ一台あれば、安心ですね。 エージングも効いてきて、音全体の伸びが良くなって、、まだまだ変わると思うけれど、エレクタⅢとは良いマッチングだと思います。なにしろ、いやな音がしない、、
ということで、TL-1Xの相方には、ちょっとセッティングを変えたDAC-1が、再度収まりました(笑)。
まったく灯台もと暗し、、