コロナ騒動はおさまらない。
当地の学校は、いよいよ5月末までの休校が決定されました。まあ、しかたないかと思うけれども、こどもたちのストレスはもちろんだけど、親・家族の心配やイライラも増しますねえ、、ふ~っ。
うちは、もうこどもたちは、いい年だし、相変わらず仕事は続いているみたいなので、逆にそちらの方が心配なのだけど、、それでも、まあ、全員今のところ無事なので、何にもないことを、ワクチンができるまで続くことを祈る他なし、、しかし、それでもあたらしらの日常は続く、、
ということで、夕ご飯が終わって、ひといきしたら、犬とふたりで音楽を聞く、、
システムの整備が落ち着いたので、機械にかまけることもなく、手持ちのCDとかLPを聞いています。気がつけば、未聴だったり、何回か聞いたきりだったりするCDとかLPがものすごくある、、一体あたしは、これまで何をやってたんだろうなあ、オディオにこころを奪われて、音楽をあんまり聴いてなかったなあと苦笑しつつ、そういったソースを、丁寧に聞いていくことにしました。
先週末、オディオファンのみなさんのブログとかを拝読しておりましたら、CDの音を良くするために、ライントランスを入れたという記事を見つけました。一時期CDプレイヤーに良いライントランスをかますことで、アナログぽい音に仕立てることができる==ってことがはやったことがありました。そのうち、CDプレイヤーの音質そのものが、良くなっていったので、最近はライントランスのことなど気にも留めなかったのでしたが、、
しかし、実はあたしもライントランスもってましたのね(笑)。サウンドトレール社の特性ライントランス。ウエスタンの厳選ヴィンテージトランスを2個奢って作られたもの。丁寧な木工で仕上げられた外観も美しい。これまでPCのアナログアウトにかまして、お茶の間で使ってきたのだけど、この記事を見て、よし、もう一回使ってみて、音の変化を楽しんでみることにしたのです。
(こちら)
ちょっと前に、近所のレンタルAVショップのCDコーナーで、大昔のジャズのCDが結構たくさん並んでいたので、いっとき集中してブルーノートとか、プレスティジとかいわゆるジャズの名盤・定番を借りまくって、CDRにコピーして(もちろん個人ユースです)コレクションを作ったことがあったのだけど、、ほとんどきちんと聞いたことがなかったでのした。
このライントランスを良くつかっていたころ、特にCDRを再生したときに、ライントランスを通すと音質がものすごく改善されることを知っていたので、JBL4312ラインで使っているマランツのCDプレイヤー SA15にかましてみることにしました。その他のラインアップは変わらず、プリはSATRI PRE7610 メインアンプはマランツのSM-17ですね。
さてどうか、、う~ん音は相当変わりますね。この変化が良いのか悪いのか、しばらく聞いてみないとわからないけれど、、、
ということで、CDRに焼いた、往年のブルーノートとかを聞いていきます。
ライントランス入りの方が、楽器の音がくっきり立ち上がる感じがします。特にベースの重量感がぐんとまして、これは良い。
ピアノのころころとした感じとか艶とかが、際立ってきますね。昔のジャズを再生する分には、ライントランスがあった方が面白い。
もともとも、ブルーノートの録音っていうのは、ある意味デフォルメされたもので、再生側でデフォルメしてもリスナーが気に入ればOKなんではないかと思います。
ハイファイ再生として、正しくはないかもしれないけれど、ライントランスをかました再生する昔のジャズは面白い! さらに何枚か大昔の録音を聞いたけれど、、いや楽しい(笑)。演奏者がぐっと前に出てくるような音の様子になって、いいなあ、ライントランス。一方、キースのスタンダードトリオとかの最近のデジタル録音とかだと、音は悪くないけれど、ちょっと不自然な感じもします。
でもって、こちらも購入して、ほとんど聞いてなかった、ジョン・コルトレーンのコンプリートプレスティジボックスから一枚づつ聞いていくことにしました。もちろんライントランスをかませての再生。なんだろうなあ、、なんかいいです(笑)。
音が締まるというか、、ぐっとピンとがあったというか、サックスの音が実に気持ち良い、、倍音なんかが良く出てきます、、
きつい音が全くなくなって、アナログみたいな感じの音になる、これは良い、、
ということで、ウエスタンのトランスをかまして、50~60年代を聞いてますが、、いや、実にいいですね、、
アナログの音とどう違うかなあと、LP2枚も聞いてみました。
あんまり音の様子がこのライントランス入りのデジタルと変わらないのですね、、
ライントランスは、アナログでのカートリッジみたいなものかもしれません。聞く音楽によって、つけたり外したりして音の変化を楽しむっていうことができる、、 しばらくこのままでコルトレーンのCDを丁寧に聞いていこう、、、