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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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音を良くするっていう訳ぢゃないんだ、、 インフラノイズの整音について

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昨日は、ちょっと早めに帰れたので、近所の公園に、午後遅くに犬と散歩にいったら、空気というか、風というか、そ~いう天候、木と建物の影が濃くなった、季節が秋になったと感じました。 このまんま涼しくなっていけばいいなあ。台風はもうたくさん、、、

 

夕ご飯を食べた後は、メインシステムで音楽を聞きます。

これだけ音が良くなったのだから、後は、音楽をしっかり聴くだけだなあ、「良い音」でしっかり音楽を聞きましょうということで、いよいよこれを聞くことにしました。今日はCDですから、CECのベルトドライブトランポートで回します。

カラヤンがBPOと入れたワーグナーの「指輪」であります。

「神々の黄昏」CD1を聞いてみます。

 

ん~いいですね。エレクタⅢは、この重厚な楽劇をしっかり、説得力のある音で鳴らしてくれます。

カラヤンの指揮はほんとうに細か~いところまでコントロールされていて、シンプルにすごいなあ~と思います。歌手も超ど級というのではなくて、精緻なオケの演奏に合いまったきれいな声の人がおおくて、これもあたしは好みだなあ。

 

しかし、録音の細かい調整なんかも、インフラノイズの各種アイテムで整音された、うちのシステムで聞くと、はっきりわかります。アナログ時代の録音だからでしょうか、フォルテシモなんかだと、リミッターをかけたような感じになって、音像がぐんと遠くなる。一方、歌手が活躍するところになると、声もオケも近くなる、、また途中で、中抜けしたような音の様子にもなるときもある。もちろん、そんなことが、ワーグナーの音楽を台無しにするっていうことは、ちょっともないのだけど(笑)。

 

そういう、細かい部分も確実に聞き取れるほど精度があがったということなんだと思います。バラアキュ、アナアキュというアイテムは、決してライントランスみたく音楽信号そのものに働きかけて、恣意的に再生音に変化をもたらすみたいなものぢゃなくて、信号に付帯するノイズとかを極限まで排除してCDやファイルの音楽信号をそのまま純粋に組み上げてくれる==そんな機能があるんだと思います。

 

だから、録音の状態を、そのまま、真の意味でも「何も足さない・引かない」で聞かせてくれるんだと思います。

 

インフラノイズのこれらのアイテムは、CDの音をそのまま聞かせてくれるので、録音が良いものは、すばらしい演奏になる。一方、録音状態が悪いものは、それなりに、、、

 

まちがっても、イ社のアイテムを使えば、全ての音源について、音が良くなるっていうことはありません。もともと録音されていた音が、そのままスピーカーから表出されるようになるということなのだと思います。

 

ワーグナーの指輪は、実はあたしは、DECCAのショルテイ盤、ナクソスのティーレマン盤、フィリップスのベーム盤とかもっているので、これからうちのメインシステムでじっくり聞いていこうと思います。

 

いろいろ言ったものの、カラヤンのワーグナーは実に精緻で美しい、、


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