昨日、午後になって、やっと風と雨がおさまったので、お昼には帰宅して、爆睡。夕方になったら、晴れてきて、もはや台風一過、、、
やっと終わったか~と安堵して、ではオディオ・音楽じゃ~と、メインシステムに灯をいれます。
このところ、メインシステムはCDではなくて、ファイル・PC再生しております。
MYTEKのDACのUSB2端子でもって音楽専用のPCと接続。
で、気の向くままに、いろいろ聞きました。
USBケーブルはベルキンの10センチもので、インフラノイズのUSBアキュライザー UACU-700を接続しております。
MYTEK DACのアナログはバランスアウトで、もちろん バランスアキュライザー BACU-2000を接続。BACU-2000と、イ社のリベラメンテバランスケーブル1.5メートルでもって、アキュのE-800のバランス入力と接続しています。アンプからは、バイワイヤでエレクタⅢとつないでいます。
SPケーブルは、こちらもイ社のリベラメンテSPケーブル。
先ずは、アバドが70年代 ロンドンで録音してラベルのオーケストラ作品。CDをリッピングしたもの、、
ああ、もう何とも言えない「いい音」で、あたしの大好きなラベルの管弦楽曲が、部屋中に満ち満ちる、、弦の音はシルクのようだし、管楽器は芯があるけれど柔らかい、、CDからのリッピングなのだから、全く同じ信号なんだろうけれど、CDで聞くのは全く違う音の様子。SNが飛躍的によくなるし、ダイナミックレンジが広がった。
しかし、なんといっても、この音のやわらかさ、音の肌触りの良さ。もうほんとに美しい、、ここちよい音、、これって生より柔らかい?
しかも、ゆったり自然な中低域、、シルキーに伸びる高域と美麗に響きゆるか~に減衰する倍音、、なんぢゃこら!? このSPこんなにいい音してたっけ、、、と自問してしまう、、、こんな音で音楽を聞いちまうと、いっぱいやりたくなるでないかといそいそとしょうちゅ~ロック割をもってきます。
一口、、ん~うまいなあ、、二口、実においし~。地震も台風もどちらもいやだけど、、台風は予報が数日前から出されるので、敵が近づいてくるのが良くわかるし、こちらも防御態勢を固めるしで、まさに消耗戦というか、通過時は、ほとんど眠れなかったこともあり、精神的にも肉体的にもけっこうしんどい、、だから、通りすぎて、すべてが平和になってしまうと、すっかりリラックスしてしまって、音が、今までよりもすごく良く聞こえるのかもしれませんね(笑)。
アバドのラベルにすっかり満足してしまって、、エレクタこんなにいい音するんだ~とあらためて見直します(笑)。音楽に包み込まれるように鳴るんだから、これはすばらしい。ソナスのスピーカーは過去いくつか鳴らしたけれど、こんなにいい音で鳴ったのははじめて、、なるほどソナスの音の本質はこんな感じだったのかあ、、、
しょちゅ~でいい気持ちになったので、ぢゃやっぱりジャズだなあと、お気に入りの、スコットハミルトンの北欧ライブを聞いてみます。こちらもCDリッピングのファイルから、、
いや~、もうこれは、生の感覚ですね。サックスがまるでライブでそこで吹いてるようだし、ピアノ(たぶんヤンラングレン)は、部屋中に美麗な音が広がる、、ベースのふわっした感じもいい、、ドラムスもしっかり皮と鉄の音が出てくる、、しかし、全くうるさくない、、部屋中がライブ会場みたくなります。
エレクタⅢの記事とかを読んでみると、このサイズなのに、なんでこんなに音場が広いのか、、という印象をよくみるのだけど、いやあ、うまくセッティングして、出元の信号をインフラノイズのアイテムでしっかり整音してあげて、素性の良いアンプで鳴らしたときの、エレクタⅢの音は
ほんとにすばらしい。 この音は本当に活き活きとして、肌触りが感があって、音楽にひたひたと肌を撫でられている感じ、、タンノイのスピーカはこんな感じはしないなあ、、タンノイやB&Wも、やはり英国人なのであって、しっかりそこは理性をもって、ある程度の距離感をもって鳴らすけれど、ソナスは、音楽は徹頭徹尾、、「主観」なのであって、あなたと音楽に距離はないでしょう、音楽を聞くという行為は、まるで音楽と抱擁するなものでしょうというう考えで作っているように思える、、まさにイタリアなのですね、、
もう、スコットハミルトンのライブにもすっかり満足、、いい感じの温泉にでも入っていたようなこころもち、、いいなあエレクタⅢ、、
インフラノイズのUSBアキュライザー UACU-700を介してPCファイル再生をすると、音全体の感触が飛躍的によくなって、さらにSN感もあがって、実に肌触りの良い再生音になるっていうは、前にも書いたけれど、今回は、バランスアキュ BACU-2000を併用することで、相乗効果というか、、さらに信号がしっかり整音されて、アキュのアンプでもってドライブされるエレクタⅢの音は、他のSPでは絶対に出せない音ですねえ、、いやあ、これは、、見直した、、
でもね、人間っていうのは、特に男っていうのは、浮気なもので、エレクタⅢが奏でる音楽に酔いしれたのだけど、やっぱりもちょっと武骨な音も聞きたくなって、夕食後は、JBL4312で昔のジャズをかまぼこ系の音で聞きました。これは、これで良いのね(笑)、、
やっぱり、台風との消耗戦の後の、平和で穏やかなこころもちになったので、これだけ音が良く聞こえたのでしょうね、、
でも、ソナスファベ―ルのスピーカー、、音楽が好きで、ライブとかの音がデフォルトになっている方が聞いたら、これこそあたしのスピーカーだって言われると思う、、
気が付くと、ちょっと涼しくなっていて、畑には彼岸花の赤がちらほら、、秋が近づいています、、