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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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四の五の言うな! マッキンで鳴らせ! オーディオ道場久しぶりに訪問

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先日、午前中で仕事が完了。コロナ禍も少し収まったみたいなので、久しぶりにオーディオ道場に行ってきました。

 

いやあ、いい天気でね。オーディオ道場のある阿蘇のふもと西原村も秋、、、地震で破壊されたメインロードとかお店とかも復活していて、金曜日なのに観光客がとても多く、コロナ禍以前のにぎあいがもどってきたようです。

 

で、ひさしぶりの道場。

入口で、「かったやま~マスター。ひっさしぶりに来ましたよ~」とご挨拶すると、中からマスターが小走りで出てきて、破顔一笑! お~ようきたね! ひさしぶり! ちょうど良かときに来た! ちょっと手伝ってと言いながら外に出ていく。

 

なんだなんだとついていくと、常連さんがね~ マッキンのアンプば持って来らしたとたい! だけん、こればホールに入れるけん、運んで加勢して! というものだからは~い良かですよ~と答えたものの、常連さんの車に乗っていたのは、なんと! マッキントッシュ往年のパワーアンプ MC2300! 超ど級! 超重たいアンプでしたの、、、

(これっ!)

 

ひえええっ、、2300ぢゃなかですか、これは、絶対一人ぢゃ無理、、、もう無理、ダメです、、どん引きしてたら、マスターは、かずまちゃん一人ぢゃなか、おれが半分持つけんとか、いってもう、トランクから、うんしょうんしょと一人で、このマンモスアンプを取り出そうとしているので、わ~っ、マスター加勢するけん、するけん!とかいいながら、あたしも半分持つ、、

 

だが、しかし、二人で持っても重いなんてもんぢゃないんだ、手がいたい、腕がいたいんだ、、いたいいたい重たい重たい、、

 

しかし、すでに70才を超えたマスターが、早く鳴らした鳴らしたいの一心で、は~は~いいながら、必死にたたかっておる!あたしもアラカンだけど、マスターのこの形相を見て、これはいかん、ぬわあああああっと渾身の力でもって、持ち上げる、、

 

は~は~ゼイゼイいいながら、なんとかホールまで運び入れて、そこから、台車でもって、すでの決めてあったところまで、うんしょうんしょと運びます。

 

 

このとき、ちょうど常連さんが、こんちわ~とか入ってきたからかわいそう、、マスタが-、おお! ちょうど良かところに来た、手伝ってええ!と、この常連さんも加わって3人で、なんとかえっちらおっちら、所定位置に2300を設置。

 

このときすでに、あたしらは、汗だらだら、、息はぜ~ぜ~、、状態だったのでした。

 

しかし、マスターは、じゃこれから接続するけんと、SPケーブルやらをつなぎ、さ~て、いよいよ音出したい!とJBL4350道場バージョンから音出しを始めたのでした、、

 

JBLのスピーカーから出たきたジャズ音に、、、あたしらは、のけぞった、、

ドラムの音が太くて、早い、、ベースが底の底まで下がってぶんぶんうなる、、、サックスが太く叫ぶ、、しかし、音全体はじつに自然であって、エッジがたつとか、うるさいとかいう感じはいっさい無い! 

 

低中域が太くて、豊か、暑くて、深い、ふかいふかい、、かといって高域は、マスターが微に入り細に入り調整したツィター群によってナチュラルに伸びる、、いや、しかし、ドラムの太さとリアルさと、スピードの速さは目を見張るほど、、

 

こんな音は、道場でも初めて聞いたなあ、とおどろいていると、となりで聞いていたマスターが、こりゃ道場史上でも最高の音でジャズが鳴っとるなあとつぶやいた、、ほんとにそうですねえとか言いながら、ジャズ演奏に引き込まれてしまう。

 

この音はもちろん、生の音とは違うけれど、録音されたリアルな音だなとか考えます。マスターが次々に、CDを取り換えます。

CDプレイヤーは、スチューダーのD730。このCDPの音の良さもあるんだろうなあと思います。

 

ここでちょっとボリュームを下げて、コーヒーブレーク、、、マスターと常連さんで今の音についておはなしです:

 

MC2300って、いつぐらいのアンプなんですか?

70年代たいね、、

でも、全く古い感じがしませんね、、、スピードも速いし、なにしろ音が太い、、

うん、マッキンの一番いい時代の音だと思うよ、、いろいろマッキン聞いたけれど、うちの4350が一番良くなった、、、

いやあ、これだけなれば、言うことないですね。まるで、ジャズ喫茶の音だなあ、、

いやあ、ジャズ喫茶の音はこんなによくないですよ(笑)。

うん、そうそう(笑)。

だけど、色というか色彩感は少ないというか、どの盤を鳴らしても、古いのも新しいのも、モノクロみたいな色で聞こえました。

う~ん、そうたいね、、そこが往年のマッキンのキャラかもしれんね、、

でも、ある程度色もありましたよね、、

うん、全くのモノクロっていうのではなくて、ちゃんとグラデーションもあるたいね、、

なにしろ、ジャズはご機嫌になりますね(笑)。

 

一同、、うなずく、、

 

プリはC34Vだから、これは結構音色が出るプリだけど、、やっぱり2300のキャラに染められるのかなあ、

別のマッキンのプリにしたら、また違う感じになるんでしょうね。例えばC40とか、、

 

とかなんとか、一同、実は、今回はじめて2300の音を聞いた。そして、40年以上前のアンプの音に一様に魅了され、そして驚いておる、、、

 

ん~でも、この音聞いて、なぜ今でも多くの人が、昔のマッキンがいいっていうのか分かったような気がします。

やっぱりいいものね。

そうそう、今のアキュフェーズの緻密で美麗な音とは、全く違うキャラですね。だからといってアキュのアンプをすてて、2300と入れ替えようとまでは思わないけれど(笑)。

アキュとマッキンどちらももってれば、上がりです(笑)。

な~ん、いろいろ聞くとが楽しかと! 楽しむとが一何大事とたい! アキュで楽しむ! マッキンで楽しむ! 

 

一同、マスターの総括にうなづく(笑)。

 

しかし、設置直後から、この音! これから、鳴らしこんでいくバイ!と久しぶりあったマスターは、意気軒昂でありました!

 

コロナ禍とかあるばってん!オディオで元気、健康たい!

MC2300の到着で、マスターさらに盛り上がっております。

 

写真とか動画とかもとったのだけど、スマホを新しい機種にしたら、PCにとりこめなくて、今回は文書だけでえらくすいません。

 

JBLだけぢゃなかけん! 最近はタンノイとかイギリス系のSPも、鳴らしよる、、次は、これば聞かせるけん、またおいでとのマスターの声を背中に、いかん、仕事に遅れると言って、夕刻、あたしは道場を後にした。

 

MC2300でジャズを聞かせてもらって、ずいぶんと元気になりました! やっぱり来てよかった! パワーをもらえました。

 

マスターも元気でよかった、、しかし、2300が入った道場の音は、さらにパワーアップ! よかった、、

 

もう四の五の言うな、マッキンで鳴らせ!という感じの、それは音なのでありました。

 

道場では、みなさんに人気のあったカフェは、惜しまれつつも閉店、

でも、メインホールでは相変わらず、お昼過ぎから、がんがんマスターが手塩にかけたオディオ機器で音楽が鳴っています! 

 

マッキントッシュ C34V MC2300 JBL4350(改)の「すんごい音」にご興味の方、、是非道場へどうぞ、、

 

季節はすっかり秋。気持ちのよい天候になりました。

10月からは、道場恒例の「芸術まつり」がはじまりますので、皆さま是非ご足労ください==とマスターから。

 

近く、動画でもって久しぶりに「オーディオ道場通信」お伝えしますね。しばらくお待ちくださいませ、、、

 

 

 


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