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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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音なんとか落ち着く SV196PROの実力について②

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ということで、下の記事のとおりあらたにセッティングして、音を出してみます、、

全然このみの音で鳴ってくれなかった、ジュリーニがVPOを入れたブラームスの交響曲4番をかけてみますね、、、

 

どうか、、

あらら、196PRO DACってこんな音だったっけ!? 前回聞いたときは、なんともうっす~いし、なよ~っとした感じだったけれど、今回は、なんとリッチ、、豊穣、、低中音が分厚くて、、弦の音があたし好みの美しい響き、、MYTEK DACのときに感じていた固さがとれて、よ~く音全体がほぐれています。フォルテの部分でもちっともうるさくならない、むしろ音楽全体が部屋を満たすような感じで鳴るぢゃないですか!? あれれ、これほんとに同じDACですか!? て聞きたいぐらいだわ、、なんという音の変わりよう、、

(これが真空管DAC)

 

ちょっと想像しなかった音のかわりように、ちょっとたじろぎつつ、よし、それならと、このDACにワードクロックを繋げてみます。44KHZでシンクロさせます。

 

ん~ものすごい変わりようだわ、、音の立体感がさらに増す!

そして、やっぱり玉が入っているからだろうか、、音のしなやかさ、艶、、響の美しさがMYTEKより、あたし的にはばつぐんに好みだなあ、、

 

では、つぎにショスターコビッチのバイオリン協奏曲をかけてみる、、、

わ~っ、これは、もうこれで決まりだなあ、、、今まで聞いたことのなかったような音ですね、、

つまり、この~立体的なのです、、、楽器の前後関係が分かるというか、、つまり3Dぽいのですね。

 

弦の音は、きらめき・ひらめくのだけど、決して下品にはならず、、美しい、、、オケの音が爆発するときも、しっかりほぐれて、うるさくならない、、ああ、これ、この音だわ、あたしの好みの音、、少し響が強すぎるかなあという感じもするけれど、それは盤の録音にも左右されるだろうから許容範囲ですね、、

 

次に、ストラビンスキーの「ピアノとオケのカプリッチョ」をかけてみます。あら~、、打楽器の重低音までしっかり再生される。弦や木管の響もすばらしい! これあたし好みだわ~。ん~臨場感がすごい、リアルな感じ、、やはり音全体が立体的、、

 

アキュアナライザー BACU-2000の効果が間違いなくある。前の192PROの音と全く違う、、というか、先回は、このDACの実力を、あたしが出し切れなかったということですね。反省反省(汗)。

 

さて、クリティカルに聞いてみましょうか、、ん~音全体のきらめきがちょっとありすぎというか、生音はもっとほんのりした感じがする、、テレビで言えば、クリアネスをちょっと強めにした感じです。でも、この点はこれからの調整しだいで、うまく収めることはできると思うし、、逆にこのきらめき具合がちょっと魅惑的であります(笑)。アンプの音なのかもしれない。

 

しかも、長時間聞いても全く疲れない、音が心地よい、、エレクタⅢがうれしそうに歌ってます(笑)。

 

E-800も、ものすごく立ち上がりが早く、瞬間瞬間のパワーがしっかり出て、しかも音全体がうつくしい、、いや、アンプの実力がやっと発揮された感じがします。インテグレートアンプでも、これだけの実力があれば、あたし的にはもう十分、、

 

いや、がんばったね! しかし、DACを交換することで、まさにあたし的には、ど真ん中の音に落ち着くとは思いもしませんでした。これだったら、一体型CDPとか考えなくてよいですね(笑)。でも、ほしいけど(笑)。しばらくは、これで問題ございませんね(笑)。

 

とういうことで、この音で、日曜の夕方は、ご機嫌でいっぱいやりながら、次々に手持ちのCDをかけていきました。

どの盤も、上の音の様相で、あたし好み。いい音で鳴りました(笑)、、、

 

マッキン・JBLの音は、もうおさまってるし、エレクタⅢ・アキュの音もなんとか、上のとおり落ち着きましたので、しばらくは、音楽をCDでひたすら楽しむのです、、、

 

そして来週はもう、クリスマスですね、、、早い早い、、、

 

 

 

 

 


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