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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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連休報告、なんとかかんとか音落ち着く、、①

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連休でしたね。でも、あたしは土曜日はお仕事。日・月がおやすみでした。で、しっかりオディオをやってました(笑)。

 

ケーブルをいろいろ試して、結局、インフラノイズのリビラメンテ系にもどして、なんとか落ち着いて、ゆっくり音楽を楽しんでいたのでしたが、じっくり聞いていくと、やっぱりなにか音全体が固いというか、弦、オケの音のほぐれぐあいが足りないとか感じできて、気になりだしました。

 

ということで、いろいろやってみることにしました。

 

先ず、CECのトランスポートTL-1Xの足元を見直すことにしました。このトランポートは、20年以上前のもので相当に古いのですけれど、実にしっかりした作りで、しかもベルトドライブということで、気に入って使っているのですね。 もう1台CECの最近のトランポートTL3-Nももってるのだけど、あたし的には見た目も音も、TL1-Xの方が落ち着いていて気に入っているので、メインで使っているところです。 

 

このトラポ、なにしろ米国の人気がすごかったらしくて、ネットで検索すると今でも、米国ファンの改造記事などがちらほら出てきます。そういう記事をみていると、そのほとんどが、このトラポを直置きでは使っていないのです。専用のスタンドを作って、その上に設置したり、もしくはインシュレーターをかましたり、みなさん相当に工夫されています。

 

ということで、あたしもまねっこして、足回りの対策をすることにしました。

写真が小さくてわかりにくいとは思うだけど、先ず、非常に固いウッドブロック4個左右前後4点において、その上に檜の厚め棒を2本載せます。こうしてウッドベースのスタンドをつくりまして。そうして、使ってなかったローゼンクランツのUFO型のインシュレーターを取り出してきて、前の棒に1個、後方の棒に2個置いて、3点でトランポートを支えるように配置します。

 

あっ、言い忘れた! 前に知人から頂いていた、なんでもピアノのインシュレーターとして使用されていた、ゴム製のシートがあったので、今回使ってみました。上のウッドブロックの下と、ローゼンのUFOインシュレーターの下に敷いています。

 

文章だと非常にわかりにくいけれど、まあ、こう感じで、トランポートがウッドとブラスのインシュレーター3点支持でセッティングしました。

 

このセッティングで音を出してみると、、あら、悪くないです。

今まで聞こえなかった、微妙な音の響が出てきて、音も全体的にほぐれきている。これはねらった傾向に向かっております。

で、さらに、いろいろ聞いてみると、特にクラッシック、弦の音なんかは、だいぶ良く鳴ってきている。

 

ここで、スピーカー、エレクタⅢの位置調整をさらに行います。数ミリ単位で、前後にエレクタⅢを動かすと、どんどん音が変わる。

 

音楽を流しながら、少しづつスィートスポットを探します。2時間ほど苦戦して、音全体が部屋の中に満ちていくポジションを発見。

 

低い音から高い音まで、過不足なる聞こえますね。しかし、まだ、ちょっと弦の音に歪感がある。さらに微妙な調整を1時間ほど、、

なんとか、好みの音に収めることができました。

 

「大きめのまくら」みたいなスピーカー2本が8畳の部屋で鳴るのだから、どこに置くかで、こんなに音が変わるっていうことを、今回あらためて経験しました。つくづく、この程度の部屋ならば、この程度の大きさのスピーカーでないとうまく調整ができないんだっていうことを学びました。B&W802とかでは、でかすぎて、これほど微妙な調整はむずかしいし、なにしろ部屋の容積に対して、適切な大きさではなかったからなあ(苦笑)。いいんです! あの頃は、機器を持つことがオディオだった部分も大きかったのだから(苦笑)。ということで、エレクタⅢのスィートスポットを発見したので、ここで固定。

 

で、さらに鳴らしこんでみる。やはりトラポの足まわりを調整したことで、響の質が違ってきてますね。なにしろこのトラポの筐体はがっちりアルミ削り出しっていうんでしょうか、筐体自体の響も音に乗ってくるんだろうな。ベルトドライブということもあって、セッティングには、結構敏感に反応するのですね、、。

 

しかし、でも、まだ、やっぱり音が固い部分がある。DACはMYTEK192DSDで、とても押し出しが強くて、いわば男性的な音なのだけど、デジタルケーブル回りをいろいろ交換したりしても、このDACの本質的な音は、やはりそういったところで、柔らかく、しっとりした、音色が豊か==といったようないわば芸術的な音づくりはなくて、プロ用として、かっちりした音が信条というとことなのかしらん。トランポートのTL1-Xは、芸術的な音の傾向に対して、MYTEK192は、しっかり音を間違いなく出しますという現実路線の音づくりであるので、どこか相反する要素がある==そんなちょっとしたミスマッチがあるのかもしれません。PCからUSB接続すれば、また違うかもしれないけろど、現時点での課題は、TL1-Xでもって、CD再生の音をどれだけ好みの音に近づけられるかなのであります。

 

なんか~こ~真空管のテーストがのれば、いいのにな。真空管? 玉? あれれ、そ~いえば玉DACがあったではないか!?

 

そ~そ~、サンバレーのSV192PROがあったのでした。しかし、ちょっと前にこのトランポート接続した音は、なんともうす~い感じで、力が全く出ない音で、すぐに外して、今は2階のサブシステムで時々使っていたのでしたが。

 

それでも、ダメもとで、一回接続してみましょ~と。持ってきました。加えて、デジタルケーブルもリベラメンテの同軸デジタルケーブルを取り出してきました。実は、TL1-XとMYTEK DACでは、このリベラメンテのデジタルケーブルで接続すると、音が途切れるなどのトラブルで、全く使用してなかったのでしたが、192PROでは問題なかったので、使ってみることにしました。もちろん、デジタルの時間軸信号を整える、デジタル整合器DACU-500を忘れずにDAC側に取り付けて上での接続。

 

さらに、トランポートとSV192PROの電源ケーブルは、もう1回、ローゼンクランツのデジタル機器用ケーブルを使用します。リベラメンテの電源ケーブルに問題はないのだけど、ローゼンクランツのケーブルの方が、若干音がなめらかに鳴る傾向がある感じがして、弦の音が気になるあたしとして、も一回使ってみることにしたのでした。トラポとDACの電源は、中村トランスのアイソレーショントランスから取ります。

 

DACのアナログ出力はもちろんバランス。そして、バランス出力用の整音アイテム = BACU-2000の装着は必須です! 必須! これにリビラメンテのバランスケーブルをつけて、アキュ E-800と接続します。

 

あっ、ちょっとまって! さきほどのピアノインシュレータシートをDACの足の下に敷きまして、DACの上には重りとして、ガラス製の犬の置物を2個設置。

 

さて、こんなセッティングにして、でてきた音は、、、

 

(つづく)

 

 

 

 


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