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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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CDを聞き直す、、、

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そんなこんなで、お正月休みも今日でおしまい。明日からまたお仕事の1年がはじまります。全国の音もだちも静かなお休みを送られたのだろうか、、、

 

さて、あたしと言えば、E-800とSA-10のコンビで落ち着いたところで、これまでずっと聞いてんなかった盤をあらためて聞き直してみました。まず聞き直してみたかったのは、チェリビダッケのライブ録音のCDボックス。

 

チェリビダッケが他界した後、放送音源をもとにEMIがど~んとリリースしたもの。ファンとしては、ほとんど買いましたね。で、ひところはよくきいたものだったけれど、最近はご無沙汰しておりました。でも、上のコンビとエレクタⅢでどんな音になるのか、ちょっと期待しながら、久しぶりにいろいろと聞いてみました。

 

まずは、あたしの大好きなフランスもの。ミヨー、ルーセルなどの作品を入れたもの、、これはほんとに耳タコCDであります。

 

どうか、、う~ん。やはりSA-10の音は秀逸、、、まるで、違う録音のように、この盤が鳴りますねえ。ともかく音が美しい。しかし、高解像であるので、チェリ特有の実に微細な音づくりが、明らかだわ、、、透明感・つやもあり、フォルテシモも素早くたちあがり、強奏でもバランスが崩れない、、う~ん演奏に引き込まれるなあ、、、

 

まて、しかし、これってもしかして、SA-10だけの音ぢゃなくて、アキュフェーズE-800の音? いやいや、最終的に音として出してるのは、

 

ソナスファベールのエレクタⅢではないか? そ~言えば、このラインアップで、実によくなるようになった、、このサイズから考えられないぐらい低音が出るという触れ込みだったのだけど、このシステムにするまでは、たしかに出るけれど、そんなに言うほどではないよね~という感じがだったのだけど、今や、この小さなスピーカーが全身を震わせて低域から抜けるような高域まで響かせるようになりました。

 

エレクタⅢ、、おととしの年末に入れたものだから、今年で2年目だから、、やっとエージングが効いてきたのかもしれません。このSP、十分になりきるまで2年はかかるというオディオ関係者もいるみたいだからなあ、、

 

思い起こさば、、チェリのボックスがリリースされたころは、どういうシステムで聞いてたのかしらん、、亡くなったのが1996年だから、あたしが熊本に帰ってきたすぐあと、、そのあとリリースだから、JBLのS5500から、ソナスのクレモナに入れた変えたころではないか? 

 

そ~だそ~だ、、S5500につかれて、クレモナを入れたのだった。あれは、とても美しい姿と音のスピーカーだった。弦の音は実に美麗だったけれど、フルオケはなかなかならせなかった、、そのあとで、あろうことか、アマティオマージュだったから、やっぱり、この盤も、ソナスで聞いてたのだった、、そうそう、、アマティで鳴らしたチェリのチャイコフスキーの「くるみ割り人形」は極上の音だったけれど、、それ以外はあんまりよくなかった(笑)。つくづく、あのころは、アマティを鳴らせるようなうでも経験もなかったのだったなあ(笑)。

 

で、今なってるのは、やはりソナスファベールのスピーカー、、、設計者が変わっているらしいけれど、、今まで、うちで使ったソナスのスピーカーの中では一番よくなってる感じがします。

 

今のラインは、いい音のCDプレイヤー、上質の音のアンプ、、吟味した電源とケーブルとアクセサリー(バランスアキュライザー BACU-200はマストアイテム)を使えば、いろいろ難しいことしなくても、ソナスのスピーカーってなるんだなあと思います。今回CDプレイヤーをSA-10にかけて、つくづくそう思います(笑)。

 

まあ、偶然、、CDプレイヤー、アンプ、スピーカーの相性がばっちりだったというなんだと思います。

 

ということで、夕方、しょちゅ~をお湯でわって、ちびちびやりながら、今のシステムでチェリの盤を聞いていきます。

 

ふんわりいい気持ちになりはじめると、チェリの演奏があたしの頭の中で溶けてきて何とも良いこころもち、、、

 

さて、お休みは今日まで、明日からお仕事です。

 

 

 

 


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