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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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SATRI ヘッドフォンシステムを組む! 

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メインシステムに SA-10を入れたら、今まで使っていたDACとかトランポーターとかを使わなくなっていたので、ど~したもんかと思っておりました。ふと、そ~言えば、あたしがいつも楽しくYOUTUBEで拝見している米国のアナログマスター マイケル・フレマーさんが、「究極のシステムは、アナログとヘッドフォン!」とのたまわっていたことを思い出したのでした。

 

お~、そ~言えば、SATRIのヘッドフォンアンプは、ながらく使ってないし、SATRIのDAC 2000も長らく休眠中。そして、SA-10導入のあおりを受けて、CECのトランポーター2台も待機中(笑)。 

 

SATRIのヘッドフォンアンプは、もう10年ぐらい前に導入したもの。HDA-5219mk3。 このアンプ、なにしろSATRIのDACを使えば電流伝送(SATRI LINK)もできるし、通常の電圧電送ももちろん可能。A級動作のすぐれもので、SATRIのヘッドフォンアンプの音の良さは、折り紙付きで、このアンプも音はすごく良いです。このアンプは、ごく少数しか作られなかたみたいで、レアものだと言えま

す。

 

で、ヘッドフォンは、泣く子もだまるゼンハイザーのHD800があるし、こちらも、それほど頻繁に使うことがないので、この機会に、このヘッドフォンをSATRIのヘッドフォンシステムでとことんまで鳴らしてやろうと企みました。

 

トランスポターは、あたしの長年の愛器であるCECのTL-1X。同軸ケーブルでSATRI DAC2000と接続。DACとアンプは、手持ちのBNCケーブルでSATRI LINKで接続。電源ケーブルは、TL-1Xには、スナーの極太、アンプとDACにはAETのガイヤを奢ります。

 

こんな感じで接続して、半日ほど暖気運転した後、いよいよ聞いてみます。

ソースは、手元にあったブラームスとか、シマノフスキとかのフルオケもの、、、

 

う~ん、悪くないですね。SATRI DACの高解像度がうまく生きて、、微粒子的に音が広がり、、細かい響まできこえてきます。スピード早くて、フォルテシモでも、全く破綻しない。まあ、ルームアコーステックの影響がほとんどない訳だからあたり前だけど、、

 

HD800の音の広がりは、よく知られている特徴だけど、、そのことが、このヘッドフォンシステムで聞くと、あらためて分かりますねえ、、いやあ、細かいところまで、実によく聞こえる(笑)。

 

いや、これは悪くない。まったく悪くない(笑)。

 

これだと、メインシステムでも、納得いく再生のできないフルオケもの==例えばマーラーとかブルックナーとか交響曲も安心して没入できますねえ(笑)。

 

しかし、ある意味これは、よくないなあ、、

階下の音楽室では、TANNOYのREVEAL402が予想をはるかに超える良い音で鳴っているし、、2階では、このヘッドフォンシステムが精緻かつ美麗な音を聞かせてくれる、、 今日はこちら、明日はあちらと、スケジュール決めて聞かないといけないぢゃないか、、、スケジュールとか言うと、気楽に聞くっていうスタンスと真逆になるでしょ~(笑)。

 

しかし、それにしてもHD800を、やっと十全に鳴らせるヘッドフォン専用システムができたということで、これは、先ずめでたい! とは言え、まだ鳴らし始めて2日ほどなので、これから詳細報告していく予定です。

 

 

 


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