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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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連休レポート TANNOY REVEAL402ふたたび、、、

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例年、成人の日と言えば、成人式。 町の文化ホールっいうのが、うちから歩いて5分ぐらいのところにあって、例年ここが成人式会場になるので、着飾った二十歳のみなさんが、わいわい実ににぎやかでありましたが、今年は、コロナ禍で取りやめになってしまって、静かな成人の日でありました。

 

さて、週末ブログで、だいぶ前に入れて、ほとんど使ってなかったTANNOYのモニタースピーカ REVEAL 402をもう一度使ってみようかなと書いたからたまらない。早速、事務所の倉庫から、こいつをひっぱりだして自宅にもって帰りましたね。

 

 

さて、自宅のシステムにSA-10が入って、DACを外しておりました。

そこで、今回は、MYTEK192DACのバランスアウトとREVEAL402を接続することにしました。MYTEK192には、アナログボリュームがあって、この機能を選ぶとパネル全面のダイヤルで音量調整ができる。んでもって、同軸でMバードのチューナー、光ケーブルでMバードエアチェック用のHDDプレイヤーと接続しているので、このDACをプリアンプとして使用することができます。

 

んでもって、MYTEK DACのアナログアウトにインフラノイズのアナログアキュライザーBACU2000を使います。

 

REVEAL402は、ご存知の通りパワードスピーカであるので、各ユニットがアンプを内蔵しています。ざ~っくり言うと、モノアンプ構成ということになるのでしょうね。DACと各アンプをダイレクトでバランスケーブルで接続するという状況では、BACU2000の効果がもっとも顕著に出てくると期待したのでした。

 

さて、このスピーカーなのだけど、実はモニター用ということで、ふつ~のオーディオショップで取り扱わないものだそうです。しかし、故村井先生とか、逸品館さんとかが、このSPの優秀な音を聞いて、紹介してくれて、オディオファンも、このSPの存在のことを知ったのでした。

 

 

 
 

 

 

あたしも、村井先生のこのコラムを読んで、しかも、なにしろ廉価だったし、事務所でも使えるなあというので、即購入したのでした。それがたぶん4年ぐらい前。村井先生も、このSPに相当入れ込んでいたことが、このコラムを読むとわかりますねえ。なつかしい、、、

 

さて、DACをプリとして使い、カナレのバランスケーブル(5メートル)でREVEAL402とつなぎます。SP側の電源関係、ケーブルとか電源とかは、ふつ~のケーブルと壁コンセントからOA用の電源タップで延ばしきて取ります。まったくオディオ的な対応をしてないですね(笑)。

 

さて、土曜の午後、音を出してみました。

ん~、低音なんかは結構でるけれども、なんか、ちょっとねむい音です。まあ、しかし、4年ぶりぐらに鳴らしているので、しばらくこのまま鳴らしこむことにして、MバードのジャズCHで、ジャズでエージングしていきます。

 

で、翌日、日曜日。朝からDAC、402ともに電源を入れて、お掃除したり、犬のさんぽにいったりして、午後遅くから音を出します。

 

ん~だいぶ音がこなれてきました。左と右のバランスがとれてないので、402側のボリュームで調整していきます。あわせて、音量調整もおこないます。ボリューム位置、9時ごろで、相当な音量が出ますねえ、、

 

NYTEK 192DACは、アナログボリュームは、マイナス6ぐらいでちょうど良い音量であったのだけど、402のパワーが結構あるので、上のように、9時位置ぐらいだと、DACのボリュームをマイナス10から11ぐらいでちょうど良いボリュームになりました。しかし、402のパワーをボリューム位置12時ぐらいしたら、これは爆音になりますねえ(笑)。いや、ものすごいパワーですね。前に使ったときは、こんなにパワフルとは感じなかったけれど、、

 

さて、Mバードのチャンネルをいろいろ聞いていきます。

 

ん~、1日鳴らして、落ち着いてきたのか、これは相当に良い音がしますね、、、もちろん、Mバードは24ビット、48KHZでデジタル信号を送ってきて、そいつをMYTEKにダイレクトに入力、アナログコンバートして402にダイレクトで入れるので、通常のCDよりもずっと良いのはわかっているけれど、ん~む、これは良いですね(笑)。

 

昨日より、低中音の量感が倍増していて、JBL4312の上にポン置きしておいたのだけど、あわててオーディオテクニカの金属インシュレーターをかまして、バランスを取ります。こうやっても、低中域の量感はすごい、、、気を付けないとJBL4312が鳴ってるのかと思ってしまうほど、、、

 

かといって、高域がまるまっているということではないです。弦の音なんかは、よく伸びて倍音までよく聞こえて、うつくしい音です。TANNOYのDNAがしっかり生きているというのか、、、

しかし、上から下まですっきり~す~っと、ストレートに伸びてるという、例えばB&WのモニターSPみたいな音では、まったくなくて、むしろ、もっと肉感的というか、、それはDACの音の特性もあるかもしれないけれど、そんな感じが強いなあ。

 

クラッシックチャンネルで、フルオケの演奏をやっていたけれども、これが実によく鳴ります。このサイズで、よくこれだけの音がなるなあと感心してしまうぐらい、細かい音も聞こえし、バランスもよくて、しかも低中音がものすごく豊かなので、思わず音楽に引き込まれてしまいますねえ(笑)。DAC側で音量を上げても、破綻せず、しっかり反応しますねえ、、

 

特に弦の音なんかは、やっぱりTANNOY、、、きついところがなくて、響がとても美しい、おどろいてしまいます、、、

 

ジャズも同様にすばらしい再生、、、 やはり低中音が厚いので、ベースがずんずん出てきます。ピアノ、サックス、、楽器の音が実に生々しいですねえ、、

 

さて、次にHDDレコーダにエアチェックしておいた番組を再生。

いや~これが実に良いです(笑)。Mバードチューナのアナログ出力から、HDDレコーダーのアナログ入力での録音なんだけど、HDD内蔵のDACでデジタルコンバートして、こちらも24ビット 48KHZでデジタルアウトしたものをMYTEK DACで受ける訳だから、音が悪いはずもない、、 ともかくパーソナリティの声が、実にリアル。目の前でトークしているみたいですねえ(笑)。音楽も、実に良くなる、、

エアチェックとしては、全く問題ない、、というか、、これはすごく良い(笑)。

 

ということで、録音して、まだ聞いてなかった往年のPCMジャズ喫茶の再放送で故安原顕さんの、約15年前の元気な声を聞いた。

 

なつかしい、、、しかも、当時聞いていた音よりも、明らかに良い音ですね。番組ホストの寺島さんも、当時、まだ50代後半だから、こちらも元気ばりばり! 実になつかしい、あたしだって、当時は30代後半だったからなあ、、、

 

しかし、REVEAL402、、実によく鳴る、、

おそろく、、インフラノイズのバランスアキュライザー BACU2000の効果があるのだろうと思います。だって、前はこんなに活き活きとなってなかったものなあ、

 

この音なら、、1日に聞いていてもつかれない、ボリュームを落としてBGM的に流し聞きもできるし、クリティカルに音楽と対峙することも可能ですねえ、、いや、これは参った、、、 

 

もちろん、アキュE-800でドライブしたエレクタⅢに比べれば、、繊細さや、表現力という点でかなわないけれど、お値段のことを考えれば、、

402の音はすごいと思います。もちろん、これはアナアキュ、DAC、その他の貢献も大とは思うけれど、SPの基本性能が高くないと、こんな事にはならないだろうなあ、、

 

下手すれば、マッキンとJBL4312と同等の音かもしれない、、もちろん、マッキンのコクと艶はないけれども、、、402の音は実に柔らかく、そして厚く、そして熱い、、、

 

こうして、連休は、TANNOY REVEAL 402で、実に楽しく音楽を聞いていたのでした、、

 

しかし、この音ならば、オディオマニアのサブシステムとして、十分ですねえ、、うなってしまう、、

もちろん、良質のDACを使うこと、そして、あたしのお勧めであるバランスアナログアキュライザー BACU-2000の併用、、さらには、電源ケーブルなどを良いものに交換すれば、さらに良くなることは間違いありません。うちでは、もうこのぐらいで結構ですが(笑)。

 

 

いや~しかし、これは、気楽に聞く分には、取り扱いも簡単であるし、音は良いし、、、

しばらく、平日は、このシステムで聞いていきます。

 

しかし、TANNOYの実力は、ほんとにすごい、、、

 

 

 

 

 

 

 


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