N君の今の音を聞かせてもらって、あたしもがんばらないとなあと、週末からあらためてうちのメインシステムの音を、しっかり聞きました。
ん~、悪くないっていえば、悪くない、、MバードとMYTEK DACの音と、SA―10でCDをかけた音をじっくり聞いてみたけれど、音の様子がさして変わらなくなった。つまり、アキュE-800とエレクタⅢの音が練れたっていうことだと思う。つまり、どのソースで聞いても、中低音がとても厚く・豊かで、このスピーカーの特徴として雑誌なんかでも、良く書かれるとおり低中域の豊かさは、このサイズとしては、ちょっとおどろくほどです。
一方、高域は、ストレートに伸びるという感じではなくて、すこし緩めに伸びていって、豊かな中低音と実にうまくブレンドされるという感じなのでありますけれど、、このスピーカーとアキュのA級アンプでブレンディグされた音は、特にクラッシックとかは、生の音に近い感じでなるようなりました。
ところが、おもしろいのは、あたしは、今までB&Wとか、FALとか音をきっちり、ストレートににじみなく出してくるタイプのスピーカーを聞いてきたこともあって、今のエレクタⅢとアキュの音は、ソースによっては、ちょっと「もっさり」感じたこともあるのですねえ(笑)。だけども、昨年暮れにいれたSA-10の音が、今度はほどよく、スピーカーとアンプの音とブレンディングされて、なんというか、肌触りがとても良い音になってきのですね。この「肌触りの良い」音っていうのは、やっぱりエレクタⅢの基本的な音調だな、、
まあ、そういう音に仕上がってきたのが、ついこのごろ、、そうして、そのことがはっきりわかったのは、今回、N君の音を聞かせてもらって、音の比較対象ができたからでもあるのでした。
でも、今回、N君宅で聞かせてもらって、全てのシステムの音がとても良かったのだけど、あたし的にもっとも惹かれたのは、なんといってもハーベスと300Bの音だった、、
うちのエレクタⅢのなり方とは、全く違う、音がブレンディングされるというよりは、むしろ、音が美しく開放されていくという感じ、、あたし的には、こういう音も好きなんだなあ。N君のハーベスの音は、EARのアンプとFALが出してくる音に、ずいぶん近い、、だけども、ハーベスの方がもっと人あたしらの感覚に近い、、、FALは突き抜けてるっていう感じ、、
それほど、ハーベストとエレクタⅢの音の様子は違うなあ、イギリスとイタリアの文化の違いと言えば良いのか、、しかし、2国ともコロナ禍で大変で、あたしみたいなのんびりしてこと考えてられない状況なんだろうけれど、、
さて、今回N君宅をおじゃまして、多いに賛同したのは、音楽ソースのこと。N君もあたしも、一時期、PCオーディオに凝ったことがあった。N君の凝りようは大変なもので、自分でオーディオ用PCを自作したりして、一時期は大変な勢いだった。
で、今回、お邪魔したら、音楽ソースはCDのみですよ~と、パソコンはめんどうくさくて、もうほたってありますと、自作PCは部屋のすみに置いてあった、、うちもそうだよ、PCは、ほとんどやらないよ~。音がいいのはわかるけれど、なんかめんどうなんだな~。そ~なんですよ、しかもCDの音が悪いかっていえば、そんなことはないですよね。そ~そ~、SA-10の音聞いて、CDの音はいいいな~とあらためてわかったよ~、、SACDは悪くないねえ、全く悪くない、、ということで、おたがい、CD(ちょっとだけSACD)がメインの音楽ソースなのであります。
N君は、アナログはやらないみたいだけれど、あたしは、少しだけアナログはやっていきたいと思っています。
昨日、久しぶりにマッキンとJBLを鳴らしました。ん~アンプがあったまってくると、なんとも、スィートでぶわ~っとゆったりした音が出るのねえ(笑)。この音は、ハイエンドぢゃないわ、、、でも、なんて気持ちの良い音、、、聞いててここちよい、、
アナログは、めんどうくさい、、でも、自転車にのるような感じのめんどうくささであって、乗ってしまえば、こんなに気持ちの晴れるものはない、同じようにアナログも、盤のほこりを取ったり、針先をクリーにぐしたり、なにしろ、プレイヤーのセッティングがめんどうくさい(笑)。でも、さて、レコードがまわりはじめて、あのじんわりとした良い音が出ると、なんともここちよくて、気分がふわ~っとしてきて、心地よい。
だから、やっぱり、マッキンとアナログは、あたしのオディオというか音楽生活には外せないですねえ、、
エレクタⅢとアキュの音も、オディオというよりは、今は、音楽再生機と言った方がただしいかもしれません。
この間、YOUUTBEで、あたしのお気に入りの番組アナログプラネットを見ていたら、主宰のマイケル・フレマーさんがこう力説していた。アナログは(CDでもいいんだけど)、ひさしぶりに取り出して、音を出していると、この盤を買った当時の自分の人生がよみがえる、、だって、手に取って見て、触ることができるだろう、しかし、ファイルとかストリーミングとかは、聞いたら、そのまま無くなってしまう、、ここがアナログ(CD)のいいところなんだ、、
さて、これからどうするか、、メインシステム1本だけ == エレクタⅢ アキュ sa-10に絞り込んで、音をおいこんでいく、、 マッキンとjblのシステムは、2階で鳴らす。メインシステムの音は、間違いなく良くなるだろうけれど、こうなると、マッキンのゆったりした音が、遠慮しつつ鳴らさなくてはならない、、
ていうのは、ちょっとやだな、いい感じのボリュームで、いい感じで聞きたいぢゃないですか、マッキンは(笑)。
しかし、昨日、あらためてじっくり、自分のシステムの音を聞いてみて、これも、そんなに悪くないなあと思った。N君の言うとおり、部屋の制限があるので、N君みたくはならせないけれど、ユニットにできるだけ近づく、ニアフィールドリスニングで、ユニットそのものいい音を聞いていくという線で追い込んでいくのが正攻法か、、
N君のいうように、今のシステムを愛でて、長い時間をかけて追い込んで、練り上げていくのは、なんといってもとても大事だなと思う、、
とういうことで、久しぶりにN君の音の聞かせてもらって、意見交換して、オディオについて、いろいろ思いをめぐらせている今日このごろ、、
そ~いえば、N君は、こんなものを作って、そこここに設置していた、、