昨日新聞を見ていたら、おどろいた!
ギタリストの和田アキラさんが亡くなったとの訃報。64才だった。
(若き日の和田さん)
過日、ドラマーの村上ポンタ秀一さんの訃報を聞いたばかりで、和田さんの記事には、若い頃、ジャズ・フュージョンにはまったあたしとしては、ちょっとショックなのでした。
和田さんは、みなさんご存知のとおり日本のフュージョンバンドの草分けである「プリズム」のギタリストでした。
あたしがプリズムを知ったのは、中学生のころ、渡辺香津美さんとかを知るより、ずっと前にことで、フォーク好きの友達の家にあった音楽雑誌を見ていたらプリズムの記事があったことを良く覚えております。
なにしろ、和田さんは、馬鹿テクギタリストで、日本でアルデメオラの早引きに対抗できる唯一のひとだなんて言われたものだった。ともかく、超絶ハイスピードの早引きは、そのころのあたしらギター小僧の度肝をぬいて、かつ、とてもこんなには引けないと自分の才能のとぼしさにがっかりさせられたものでした(笑)。
そいういえば、SACDが出はじめの頃、プリズムのファーストアルバムがSACD化されましたねえ。プリズムのファーストアルバムからの曲は、今でも地方局の番組のタイトルなんかで、今でも良く耳にします。ファーストアルバムは、今聞いても、やっぱりすごいからなあ、、
そうこうするうちに、90年代のはじめNHK教育でフュージョン演奏講座なんてのが始まって、ピアニストの松岡なおやさんが講師だったのだけど、ギター編の特別講師として、アキラさんが毎回登場して、いろいろ講義しておりました。軽妙なトークがおもしろかったし、やはり、さ変わらず馬鹿テクには舌を巻きました(笑)。
渡辺香津美さんのキリンバンド、、和田アキラさんのPRISMっていうのは、なにかこ~あたしの青春時代の大事な思い出ですね。
そして、今聞いても、もう40年以上前の演奏なのに、感動してしまう、、
それにしても、村上さんも、和田さんも早すぎるなあ、、
春なのに、お別れなんですね、、、