最近、floyd0409さん、bxh07216さんからよくコメントをいただいて、クラッシック音楽の話題で盛り上げていただいています。お二人のコメントを拝読すると、お二人ともクラッシック音楽の造詣が深く、しかもオーディオにもしっかり取り組まれていてすごいなあと思います。今後とも、コメントをお願いします。特に、クラッシック作品とクラシック音楽を再生するオーディオっていう見地から、おふたりの経験に根差したコメントをいただけば幸いです。
さて、過日、floyd0409さんからメンデルスゾーンを聞いているとのコメントをいただいたので、あたしも、久しぶりに聞いてみよ~と、マリナーがASMFと入れた盤を取り出した。
この盤は、フルオケぢゃなくて、ASMFというマリナーの手兵である室内楽団での演奏。
そうして、この盤今回はじめて、B&W805D3とPMー10で鳴らします。
どうか、、あ~実に音が澄んでいていいですねえ、、透明感があって、奇をてらったところがなくて、音楽の隅々まで手が届いて、室内楽団だから、微細な音もよく聞こえて、実に良いですねえ。メンデルスゾーンの音楽自体が、なにかこ~、純粋というか、品がいうというか、そんな感じの音楽だとあたしは感じているので、マリナーのいわばすっきりした演奏は、音楽にもあっていると思いました。
それにしても、この盤は、フィリップスの録音。今はフィリップスってレーベルはなくなったのだけど、同社の録音は、いいですね。あたしの大好きな内田光子さんの一連のモーッアルトの録音もフィリップスでしたね。グラモフォンのどちらかというと、しっかりした、固い音に比べて、聞きやすくて、良いですね。
そういえば、bxh07216さんは、フィリップスのCDプレイヤー LHH500を今でもお使いとのことでしたが、実は、あたしがオディオ事始めに初めて買ったプレイヤーが、LHH500でしたよ! 音が柔らかくて、アナログみたいな音だったと記憶します。bxh07216さんは、専門業者さんでメンテして、今も使用中ということ。最近、マランツの超初期型のCDPが音が良いということで、人気になっているらしいから、オディオは面白いですねえ。あたしの愛器(愛器になっちゃったよ)のSA-10も、マランツですから、母体はフィリップスですね。LHH500、もう一回聞いてみたいなあ。
bxh07216さんからは、カラヤン初期のデジタル録音は、音が固いと感じるとのコメントをいただきました。やっぱりそうですよねえ、、
アップサンプリングして音をほぐすか、、手持ちのフィディリクスのハーモネーターを付加するか、最終的には、その当時発売されたアナログを聞くという流れになりますでしょうか(笑)。まあ、いい演奏なら、音質の良し悪しより、演奏に集中すれば良いのですけれど、オデイオ馬鹿一代としては、やっぱりいい演奏をいい音で聞きたいってことになるので、やっかいだ(笑)。
さて、マリナーのメンデルスゾーン、、、805D3から出てくる音は、硬軟いい塩梅の音質で、エネルギバランスもとてもよい。なんといっても、このSPの透き通った、音の隅々までのびやかに出してくる音質には、感心するばかり(笑)。
いいなあ、いいなあと思いながら、1枚、聞きとおして、充実した月曜日の夜でありました。