今日は雨、、大体、朝早くに事務所に来て、なるたけ早く帰って体力温存(笑)というパターンを続けているのですが、雨の朝は、やっぱり落ち着くな。
昨日は、いいお天気だったのだけど、友達のおかあさんのお葬式に朝から行ってきました。
この辺ではめずらしいキリスト教のお葬式で、ぜんぜん湿っぽくなくて、ともだちに挨拶したら、おお!来てくれたのと喜んでくれて、親族のみなさんもひさしぶり~とかいって談笑されておる、、、なるほどキリスト教だとお葬式でも、なくなった人は神様のもとに帰るのかっていうことで、悲しむより、むしろ祝福なんだなあと感心しました。
コロナ禍拡大中ということで、ご遺体に献花して、すぐに失礼したのでした。
で、今日は雨、、事務所もほんの少し薄暗くて、パソコンの光もちょっと穏やかに感じられて、雨の日は好きなんです、、
感染禍は、いっこうに収まらず、当地も感染者が徐々に増えてきていて、やばいなあ~いう状況には違いないのだけど、、
ともかく、家に帰って、シャワーをあびて、いっぱいやりながら(最近は暑くなってきたので、しゅ~ちゅ~をオンザロックですこうしね)、夕ご飯前の1~2時間ほど音楽を聞くのが、目下のなによりの楽しみ(笑)。
ワーグナーの指輪もカラヤン盤で聞き進めて、いよいよワルキューレにかかったのだけど、なにしろ、いっぱいやりながらのふざけた聞き方だから、聞いているうちに寝落ちしてしまう(笑)。まあ、でも、こういう状況だからいいかあなんて苦笑しながら聞いてます。
こんなふうな聞き方でも、ワーグナーは、なんてすごいことをして、カラヤンの演奏がすばらしいっていうのは確実にわかります(笑)。
そ~言えば、先週末、本棚から、この本をひさしぶりに取り出して、ぱらぱらやっていたら、吉田先生が76年バイロイトに行かれたときのエッセーがあった。
ちょうどシェロー演出で、ブーレーズが指揮したバージョンを観られたときの印象とワーグナーの音楽分析などの文章、、
吉田さんのエッセーには楽譜があちこち載せてあるのだけど、あたしは、楽譜があんまりよめないから、読みながら歌うと、ほとんどの場合、全く訳のわからんメローディになるのだけど、たまに、ああ、あの旋律かなあなんて、偶然うまくいくことがあって、面白い(笑)。
カラヤンのワーグナーは、ブーレーズのものより、数年前の録音、、ブーレーズとシェローコンビの指輪は、大昔NHK BSで放送されたものを見た記憶があるけれど、ずいぶんとモダンな(イギリスの産業革命のイメージのような)感じの舞台だったような、、
コロナ禍も、ワーグナーの音楽も、吉田先生の文章も、昇天されたともだちのおかあさんも、夕方の居眠りの夢の中(笑)、、、、