週末は、雨は降らず、それほど暑くならなかったので、午前中は、その辺をぐるぐると自転車のお稽古、午後からオディオであります。
ロジャースのLS3/5Aがとても、気に入っていて、先週は、音もだちから玉のアンプを借りてきて、それで鳴らしてみたら、艶とコクのある、その音がとても良かったので、このまま、SATRIのプリと玉アンプでしばらく鳴らしこもうと思ったのだけど、やっぱり玉のアンプ、熱くなる。しばらく鳴らしていると、ラックの下半分がもわ~っと暖気が上がってくる。
あたしは、オディオSDG(?)派なので、アンプが熱くなるので、エアコンかけて冷やしましょっていうのが嫌なので(単に貧乏性でしょ~と同居人のおばはんは言うが)、、これは夏はいかんなあと、どぎゃんかせんといかん!
といろいろやってみました。
先ずは、SATRIのプリを使っているので、休眠中だったSATRIのメインアンプ AMPー5512(20W)をつないでみました。このアンプはほとんど熱くならないので、夏向きです。
さて、どうか? ん~音全体がとても柔らかくなって、悪くないのだけど、、このアンプはスピーカーを選ぶ、、たしかに全体的には悪くないのだけ、音に重みがないというか、積極性に欠けるというか、、音楽を聞いてて、あんまりおもしろくない、、LS3/5Aとの相性は、それほど良くないですね。このSPのインピーダンスが15Ωと、通常のSPより高いということもあるのだろうか、、、
では、どうするか、そ~言えば、いっとうはじめに、このSPを鳴らしたのは、デンオンの廉価プリメインでした。あれは、悪くなかったし、発熱はごくわずか、そ~だった、そ~だったとか言いながら、SATRIのアンプをデノンのPMA390REに交換しました。
どうか? あ~これ、全く悪くない、、ていうか、いいですわ!
もちろん、玉のアンプの魅力的な音ではないけれども、、このアンプ独特の艶があります。それと、パワーも十分あるので、低中音が、暑く出て、高域も全く神経質にならず、自然にす~っと伸びて、パワーも全く過不足ない、音全体が非常に心地よいのです。この心地良さは、玉アンプよりもいいかもしれない。
もちろん、音の質は、クリティカルに聞けば、やはり価格なみに、ちょっとおおざっぱかなあと感じるときもあるけれど、これは、ケーブルとかをグレードアップすればコントロールできる範囲と思う。
いやはや、トータルとしてみれば、少なくともあたし的には、手持ちのアンプでLS3/5Aとベストマッチは、デノンのこのプリメインであります、、、
ん~、、このアンプ、デノンのエントリー機で、定価は5万円ぐらい、、実売2万円ちょっとだと思うけれど、のびやかで厚みのある音は、長く鳴らしていても、ぜんぜん疲れない、、なにより、ほとんど発熱しない、これこれが大事、、
さて、週末、久しぶりに実家にいって、おそうじしながらCD棚を見ていたら、これが見つかった。
ひっさしぶり~。あたしが昔JBLやらでオーディオの調整をやってるときに、よく使っていた盤。ジャズピアニストのアンディ・ラヴァーンのカルテット。
当時のほんとによく聞いたものだった。
当時は、JBLのS5500で聞いていて、今回は、10数年ぶりに、サイズの全く違うLS3/5Aで鳴らしたのだけど、、、録音は、やっぱりとても良かったけれど、こちらの音楽聞きの年季が長くなったこともあってか、演奏そのものは、ちょっと退屈に感じられましたねえ、、、でも、ピアノの音は、すごく良い。
それでも、ひさしぶりに聞いたこの盤なんだけど、JBLのでかいスピーカーで聞いたときよりも、LS3/5Aの方が、演奏は、ぐっと濃厚に伝わってきましたねえ。ピアノの音なんかは、ほんとに、このデノンのプリメインか?と思うぐらい、美しい音で鳴るのだから、、
オディオっていうのは、不思議です。えらくお金かけたシステムもいいけど、お小遣い半年分ぐらいでそろう、上のシステムで十分音楽が楽しめるのだからねえ、、
という訳で、今週末は、LS3/5Aばっかり鳴らして、メインシステムはおやすみでありました。