土曜の午後、日曜の朝と夕方、犬と一緒に近くの公園などにお散歩に出かけるのだけど、この週末は、天気がとてもよくて、空気も澄み切って、特に長い大雨の後だったので、暑いのは暑いのだけど、からっとした空気の中を歩くには、なかなか気分が良いものでした。空気が乾燥してきていて、雲もちょっと今までより高いところにかかるようになって、秋がだんだん近づいていますね、、
さて、オディオは? やってる! やってる!
VRTー7の追加レポートをインフラノイズ社に送ったら、お礼に「USBダンバー」を追加でいただきました。これまで、CDプレイヤーとかアンプの電源部などに適用して、その効果に驚いていて、そのことは、先週書きました。で、今回は、ついにPC周りに使ってみることにしました。
最近、PCを使ったファイル再生は、音がいいのは、分かってるんだけど、めんど~くさくて、しばらくやってなかったのだけど、「USBダンパー」のもともとの適用エリアであるPCまわりに使ってみて、その効果を聞いてみたいというので、やりました。
USBダンパーを追加でいただいたので、思いつくところすべてに使ってみます。以下のロケーション:
①HDDのUSBコネクター部分
②PCのUSBコネクター部分(写真)
③DACのUSBコネクター
④DACの電源ケーブル
⑤ワードクロック(GPSー777)の電源ケーブル
ちょっと使い過ぎかな、、イ社のHPでも、USBダンパーの使いすぎに注意と記してあったのだけど、でも、このアイテム、PC周り特にUSB端子やケーブル周りにもっとも効果があるようデザインされていると思うので、まあ、先ずは思いつくところすべてに使ってみることにしたのでした。
今回自分でも面白いと思ったのは、ワードクロック GPS-777の電源部分への使用。
さて、クロックは48KHZでセット。久しぶりのファイル再生。
朝早くからシステムに灯を入れて、ノンストップで鳴らします。午前中からお昼ご飯過ぎまで鳴らして、いよいよ聞いてみます。
耳タコのクラッシック、ジャズなどを聞いていきます。どうか? う~ん、悪くないのだけど、CDプレイヤーへ適用直後感じた、音全体のほこりっぽさというか、粉っぽさが若干あって、弦の音に滑らかさがたりない、、。でも、これまでの経験から、鳴らしこんでいくうちに、落ち着いてくるだろうと予想して、そのまま鳴らしっぱなしにして、犬とお出かけしたり、テレビを見たりして、過ごしまして、5時ごろ、一杯やりながら聞いていきます。
うん、予想通り、音のこなっぽさはなくなって、音全体が滑らかになっております。実に聞きやすい音調になりました。もともと、うちのファイル再生の音は、MYTEK DACの素性の良さと、インフラノイズのアイテムで整音していることもあって、実に心地よい音だったのでしたが、USBダンパーを適用したことで、音全体のエネルギー感が増しました。さらにSNもすごくよくなっている、静かになった、、、
驚いたのは、この盤、、あたしの大好きなベーシスト ゲーリー・ピーコックさんのリーダアルバム。もちろんベースが強力にフィーチャーされているのだけど、、
USBダンパーの使用で、今まで聞いたことのないような音調になりました。なにしろ、ベースの音が暑い、太い、、細かい指の動きまで聞こえる、、805D3からこれだけのベースの音が出るとは思わなかった、、、こ、これはうれしいなあ(笑)。
ドラムスの音も実にナチュナルで皮の感じもわかるほど、、ピアノの音も実に滑らかで美しく、倍音の対空時間も、長い、、さらに音全体に艶やコクが、いい感じでのってます。PM-10でこんな音が出るとは、想像もしなかったな、、へんなたとえだけども、マッキン1201でドライブしているような音になったと言えばよいか(実はあたしは、過去MC1201を使ったことがある)。
アバドがBPOと入れたベートベンの交響曲のCDをリッピングしたファイルを聞いてみる。
ん~、いいですね。この盤、音がちょっと荒いというか、エッジがいい具合でのってるというか、録音としては、すぐれているとは言えないと思うけれど、ベートベンのキャラにはあってるなあという感じ。
7番を最初から聞く。ん~、ぐんぐんリズムにのって推進していくのがたまらない! 最終楽章は、早い添付で、たたみかけていく。なんかこう、無駄な思い入れとかためとかなくて、客観的というのか、いやスウィングしてますね(笑)。 USBダンパーの効果で、音の重心がぐっとさがり、、音場も部屋中にひろがり、あたしとしては、結構な音量で聞いたのだけど、フォルテシモでも飽和しない、阿鼻叫喚にならない、、
とうことで、最後まで久しぶりに7番を堪能しました、、いや、よかった、、
しかし、この音調なら、うちのシステムでは鬼門だったマーラーも聞けるかも、、残念、今回マーラのファイルは入れてなかったのでした。
しかし、とにかく、「USBダンパー」なのだけど、本当に見かけは、付箋みたいな紙片なんですけれど、ポテンシャルがすごい!
今回、やってみて、やはりPC周りに適用すると、実に顕著な効果が出るけれども、電源周りや、その他に使っても良い効果が得られました。
というので、あたしとしては、「USBダンパー」というよりは、「ミュージカル・チューニングシート」などと呼ぶ方が、より適切だと思う。
しかし、これが非売品というのは、ちょっと残念、、、 これだけの効果があるのだから、イ社のアイテムとしてリリースされても良いのではないだろうか、、
VRT-7とのコンビネーションで使うと、相乗効果も期待できてベストだと思うけれど、USBダンパーだけを使って、あたしが経験したような、大きな効果があるのだから、是非ニューアイテムとしてリリースしていただきたいと思います。
あたしの経験では、VRT-7 USBダンパーとも適用直後は、ちょっと音が整わない感じがする。うちの場合は、最初に感じる大きな効果は、エネルギーの増大。一方、中高域に「こなっぽさ」とか「にごり感」とか「エッジ感」とかが感じられるのだけど、それは、鳴らしこんでいるうちに、少なくとも、あたしのシステムではなくなっていった。エージングには、少なくとも1日、、整音が完了するには、3,4日、もしくは1週間を見込んでおけばよいと思います。しかし、エージングを経ても、好みの音にならない場合、、これは、やはり、使い過ぎか、それとも、システムとの相性が悪いからなのかもしれません、、
それにしてもです、、、VRT-7 + USBダンパーをつかっての、この2週間で、うちのシステムの音が、はっきりくっきり変わりました。PM-10は、もう全く、デジタルアンプなんて感じではなくて、さすがに故村井先生が、絶賛されたことはあるポテンシャルの高さ、、
過ぎたるはなんとかとかいうけれど、USBダンパーは、ともかく、気が付いたところに使ってみるといのが良いと思います。
そんなことで、B&W805D3は、しばらくはメインの座を開けることはないだろう思うぐらいの精緻であるけれど、鳴りっぷりの良で、あたしを堪能させてくれる、、、これならいよいよ、マーラーが聞けるようになったのかもしれない、、
マーラーを聞かなくちゃ! ワーグナープロジェクトもまだ、完了してないしね、、
もう9月だものね、、