うちのメインシステムは、今のところ、スピーカーがB&W805D3(専用スタンド)、アンプがマランツのPM-10、CDプレイヤーが同じくマランツのSA-10というラインアップ。CD再生系には、CECのトランポートとDACにインフラノイズのDAC-1もあり、こちらでも聞きます。こちらのラインの音は、SA-10とは、また別のキャラなので、どちらもメインと言って良いのだけど、平日、電源をポンポンと入れるだけで準備OKという手軽さもあって、1週間で鳴らす回数が多いのがマランツライン。使用頻度という点で「メイン」となのですね。CECラインは、週末にゆったりした気分で音楽を聴くときにぴったりで、週末システム(笑)。
で、今週も毎日夜は、マランツラインで805D3を鳴らしていただのだけど、音が大きく変わりました。
いうまでも無く、インフラノイズからいただいた非売品である音調調整シート「USBダンパー」を適用したからなのであります。先の記事に書いたとおり、機器の電源部とかに、挟み込んだだけなのだけど、、ともかくうちのシステムについては、その音質改善効果は著しく、、まさに日を追うごとに音が良くなっていく、なんでこんなに良くなるの自問するほどなのでありました、、、
うそみたく聞こえるかもしれないけれど、、805D3から放たれる音が劇的に良くなりましてね~。
もちろん、このSPを入れたのが1月で、もう半年以上で、エージングもしっかり完了。PM-10も夏専用アンプぢゃとか言いながらも、毎日使って、音が相当にこなれてきた(もうデジタルアンプなんで感じの音ではありません)。つまりシステムそのものの音が落ち着いてきたということもあるんだろうけれど、USBダンパーを挿入した音の変わりようは、ちょっと驚異的でありました。
例えば、あたしは、前からカラヤンのデジタル録音のCDは音が固くて聞けたもんぢゃない。特に大編成ものの録音は、フォルテシモなんかでは阿鼻叫喚になって、聞けないと酷評してまいりましたね、、ところが、昨日久しぶりに聞いたこの盤、、
この盤、以前は音が固くて、長くは聞いてられなかったのだけど、まあ試しに聞いてみませうと、SA-10のトレイにいれてみました。
そしたらね、、、これがいいの、、音全体がみずみずしくて、フォルテシモでも音が飽和しない、いいバランスに収まって、、阿鼻叫喚とは程遠い、、きれいに鳴る、、え~っ、この盤こんな音で鳴るの!? と驚きます、、 いい音になったものだから、この盤、最後まで聞き通してしまったのでした、、 うう、、、この紙片を電源プラグに挿入しただけなのに、なぜ!?
次に聞いたのは、ヴォーンウィリアムスの交響曲全集から8番を聞く。ハインティンクがロンドンフィルと入れたもの。あたしは、イギリスの音楽が大好きで、特にRVWは、前からよく聞いております。でも、この全集、どの盤も録音が薄く、録音レベルが低いというのか、中低音が弱くて、聞いててあんまり楽しくなかったのでしたが、、棚にあったの見つけて、どんな感じかなと、期待せずにトレイに入れたのでしたが、、
いやいや、、こちらも音全体が瑞々しく、活き活きとした感じになって、、弦の音とか、こんなに美しかったのってびっくり。しかも、中低音の厚みも十分豊かになって、、こんな音ではなかったがと、、ややあせりつつも、そのうち、RVWの音楽に聞き入ってしまったのでした(笑)。
こうやって、実にうまく鳴りっておるB&W805D3を聞いてると、、なるほどこれは、やはりB&Wの音だなあ。間違ってもソナスの音ではない(笑)。上のカラヤン盤をソナスで何回か聞いたことがあるけれども、これだけの広がりというか微細な音の展開が見えるというか、、そんな感じはなかったなあ。ソナスの音は、有機的・肉感的というか、、一方、B&Wのそれは、もっと微粒子が充満しているというか、、ソナスよりもっと客観的な音というか、、温度もソナスよりは、やはりクール、、PM-10で鳴らしているというもあるのだろうけれど、むんむんにあつい~いという感じではないですね、、どちらがいいというのではなくて、個人の好みの問題ですね(笑)。あたし的には、今の805の音を聞いていて、こっちがやっぱり自分の指向にあってるなあと思います。やっぱりイギリス好みなんですかね(笑)。
それにしても、インフラノイズの「非売品」であるが、「USBダンパー」、、商品化した方が、いいんではないでしょうか(笑)。名前も「ミュージカル・チューニングシート」とかに変えてみるとか、、
さて、今週末は、USBダンパーを、PC周りに適用してみます。それこそ、USBケーブルとか、その辺に、、、もともと、その辺の音質改善を意図したものみたいだから、期待しつつ、、どうなるか、、たのしみです。
長雨も終わって、また猛暑がもどってくるみたいですが、、まあ、夏は、暑い方が、夏らしくて良いですね、、