大好きだった小三治師匠が亡くなられた。
実際の高座を聞いたのは、コロナ前の正月、来熊の時だから3年ほど前のこと、、
「ちはやふる」だったけれど、なんとも、師匠がいるだけでおかしいし、噺も堪能した。
それ以降も、YOUTUBEなんかで、夜中目が覚めたときは、師匠の噺をよく聞いた(実は昨晩も聞いた)。先月あたりも、BSで、師匠の近況特集をやっていて、まだまだお元気だなあと思っていたので、正直びっくりしました。
81歳だったとのこと、、、
師匠は、70年代、オーディオマニアだったみたいで、大昔のレコ芸なんかを読んだ折、インタビュー記事が出ていたことがあったし、オディオ雑誌なんかにも、あちこち書かれていたみたいです。そのころに記事なんかを、ネットで探すんだけど、これが全く見つからない。
一時期は、「ウィーンフィルをうちに持ってくるんだ」という壮大な目的をもってオディオに取り組まれていたけれどオディオ評論てのが、メーカーとの共謀だてのが分かったとたんに、冷めた」とのことらしい、、
それでも、師匠のまくらを集めた文庫本「まくら」の中に、CDの音をいかに良くするかっていう話があって、CDの表面にカッターで切って傷をつけると音質が向上するなんてことを力説されていて、高座にラジカセをもって、お客さんに実際検証してもらったぐらい熱心だったみたいです(笑)。
これを読んで、あたしも、なかなかいい音で鳴らないCDを切り刻んだものだった、、インバルのマーラー6番なんかも、十文字に表面を切っていて、今再生すると、ブツブツを雑音がはいって、ちっともいい音ぢゃないんだから、おかしい(笑)。あたらしく買いなおさないといけない(笑)。
それにしても、もう生で師匠の噺を聞けないのかと思うと、さみしい、、
一方、イギリスでは、ポール・マッカトニー卿が、BBCのインタビューで、ビートルズ解散の原因は、ジョンだったてことを、暴露したみたいだけど、もうそろそろ60年前のことなのに、今でも、世界のトップニュースになるのだから、やはりビートルズってすごいなあと思った。
ご多分に漏れず、あたしも、ビートルズのファンで、中学のときから今でも聞いている。
今回のニュースみたくビートルズのあれこれは、いつ話題になっても、ついこの間のことみたいに感じるから不思議、、
ビートルズって聞くだけで、中高生のときの感じがもどってくる、、
ツェッペリンや、ディープパープルやイエスだと、そんな感じはしないから、やっぱりビートルズは特別だ、、、青春ですね(大爆笑)。
あんなにかっこよかったポールももう79歳だそうです。
でも、相変わらず元気、面白いじいちゃんみたいで、もっと長生きしてほしいな、、、
それにしても、自分が歳をとるっていうことは、これまで知ってた人が、たくさん旅立っていうことなんですね。
そ~言えば、久しぶりに椎名誠でも読んでみよ~と図書館から、これを借りて読んでいる。
これも、あの破天荒だった椎名先生が、真剣に「死」について考えている、、
夜、ベッドで老犬と一緒にこれを、ひそやかに読んでいる、、、
あたしの、とても大事な時間です、、、