秋も深くなり、朝夕はだいぶ寒くなってきました。
夜明け前の早朝の犬との散歩では、まだ空に大きくオリオンや大犬やらカシオペアがかかっていて、いよいよ冬が来るなあと息も白くなりました、、もう11月も半ばですものね、さもあらん、、
そ~言えば、指揮者のハインティンクも、先ごろ他界され、これはさびしくなったと思っていたら、瀬戸内寂聴さんの急逝のニュースには驚いた。だってあの人は、おそらく死なないだろうと思ってましたから、、、まあ、しょうがないのだけど、、、
オディオ犬ソラの老化はすすみ、最近は寝てばかりいるけれど、食欲は旺盛で、、散歩の時間になると俄然元気にちょこちょこ動いております。これは、12月の15歳の誕生日はクリアーできるでしょう(笑)。
悲喜こもごもで秋は深まりましたが、オディオはちょこちょこやっているのでありました。
事務所の超廉価オディオについては、先に書いたとおり、インフラノイズのボリュームアキュライザーのお陰で、大変良い音で鳴っております。
CDプレイヤーはあるけれども、もっぱらPCでファイル再生で聞いております。
さて、一方、自宅ではロジャースLS3/5をよりよく鳴らすべくがんばっておったのでした、、、
というのは、こちらのシステムにもプリメインアンプを入れてみたのでした。音もだちが、アキュフェーズのちょっと前のプリメインアンプ使ってみるかいとお声がけいただいたので、はいはい、すぐお願いしますと拝借したのでした。それまで使っていたロジャースのプリメインも悪くはなかったけれど、アキュのプリメインでは、どういう音になるのだろうかと、これはオディオマニアの性ですね(笑)。
そ~いう訳で、もう20年ほど前のアキュのプリメインE-213でロジャースを鳴らすことにしました。
あたしは、アキュのA級アンプは、これまでも使ったことがあったけれど、AB級で鳴らすのははじめて、、、15Ωのスピーカも接続OK、パワーもあるので、LS3/5Aのドライブアンプとしては、スペック的に問題ありません。
で、鳴らし始めたのが、3週間ほど前、、、当時の音というのは、、、良くなかった、、パワーはあるのだけど、音全体がまとまりなく、高域が少し神経質で、、ん~これがアキュのAB級の音なのか、これなら、あんまりいいとは言えないなあなんて思っておりました、、、
それではと、秘密兵器 ボリュームアキュライザーVRA-7をE-213に装着してみます。アキュのプリメインはリモコンでボリューム調整ができるので、あまり効果が期待できないかもなあと思いながらも、先ずは実験!
装着した状態で、2,3日鳴らします。低音がぐっとでるようになったのですが、依然、音全体のまとまりがなくて、全体的に神経質な音がよけい強くなってしまって、わ~これは、なんとかしないいかんといかん、それならばと、それまで使用していたオルトフォンのインターコネクトケーブルとスピーカーケーブルを取り外して、いよいよインフラノイズのリベラメンテケーブルを使ってみます。
SP、インターコネクト、アンプ、CDPの電源ケーブルすべてをリベラメンテ系に交換、、、VRAー7はE-213に装着したまま、1週間ほど鳴らしてみます。
1週間後の音は、前と全く違う!
神経質なガサガサした感じが全く無く鳴り、音全体が滑らで、しっとりしてきました。驚くのは、低音の深さ、、ちょっと前までは、こんなに低音でなかっただろうと驚くほど、、、しかし、全く人工的な音ではなくて、全体が自然な感じに収まってきて、ジャズでもクラッシックでも、とても、しっとりとした落ち着いた音になりました。
この状態で、さらに聞きこんでいくと、もうなにか、このシステムだけでオディオは十分ではないかなあと思うぐらいの音になりましたよ、、音全体の自然な感じが、とても気持ちよくて、、長時間聞いていても、まったく疲れない、、、
インフラノイズのアイテムに変えただけで、こんなに良くなるとは、長らく同社のアイテムを使ってきたけれど、こんなに音が自然におちつくとは、経験したことがなかったなあ、、、
しかし、アキュフェーズのアンプにインフラノイズのリベラメンテパワーケーブルの相性が良いですね。実はE-800にもパワーリベラメンテを使っているのだけど、、E-213でも、そうなんだということが分かりました。付属ケーブルも悪くないけれど、やっぱり音の暴れが気になります、、、リベラメンテを使うと、音がしなやか・滑らかになり、自然な音調になって、楽器の音が生音に近くなりますねえ、、こういう音調は、ちょっとおとなしすぎると感じられる向きもあると思いますが、あたし的には、最高に好みの音調(笑)。
そんなこんなで、秋の夜長、LS3/5Aの自然で豊かな音で、手持ちCDをあれこれ聞いて楽しんでおったのだけど、過日また、音もだちから電話、、、にっしの~のもってるDENONのプレイヤーだけど、自分のプレイヤーとしばし交換しない~とのメル。もうこれだけ音がいいから、あんまりオディオ的なことはしたくないなとあんまり気乗りしなかったけれど、まあ、ちょっとはうごかないとなあ思って、いいよ~と返信。
そしたら、先週末、マランツのアナログプレイヤーがまいりました。その顛末は、、待て次号!