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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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突然ビビッと! シベリウスという名を持つスピーカー、、、

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このところ、ロジャースのLS3/5Aの調整をやっていました。先回書いたように、なにやら音にノイズみたいなのが少うしだけのるのが、どうも気になるのでした、、

 

で、週末、アンプをマランツのPM-10からアキュフェーズのE-213に交換してみました。すると、今まで感じていたノイズ感がなくなって、音全体が静かになって、あらら、このスピーカーアンプを選ぶのですね。

 

で、しばらく、いろいろ聞きます。う~ん、PM-10で感じていたような歪感は無くなったのだけど、音全体がずいぶんすっきりというか、細くなったというか、、PM-10で鳴らすともっとボディ感がありましたが、「柳腰」っていうんでしょうか、音の様子がちょっとか細い、、、

 

なんでかなあ、アンプも交換して、相性はよさそうだし、、もちろん、E-213には、トンコンがついているので、ベースを少しブーストすれば、バランス的には良くなるのだけど、トンコンを使うと鮮度がぐっと落ちる、、だからストレートで使いたい、どうするか、、

 

でも、思いあたったのがスタンド、、、 LS3/5Aを載せているスタンドは、スピーカーと一緒に譲ってもらったもので、メーカー不肖の金属性。

 

細い鉄の柱で組んだスタンド、、この鉄のスタンドがうまくスピーカーの響をひろってないのかもしれない、、

 

という訳で、さっそく、スピーカーの下にインシュレーターをかますことにした。10数年使っている、ローゼンクランツ社の小さなブラス製のインシュレーターをスピーカーの底面に3点はさんで、このインシュレーターの下に、シリコン製のシートをしきます。 

 

さて、どうか、、、ああ、大体ねらい通りに、音全体の重心がさがって、今まで細かった音に厚みが加わって、悪くないです。この状態で、鳴らしこんでいけば、きっとよくなると信じて、週末は、モーッアルトとかを聞きました、、、

 

さて、こんなことをしている間、LS3/5Aをもっとよく鳴らす方法はないかしらんとネットとかを見ていたら、こんな動画にぶつかりました。

 

パールアコーステックいう会社が作っているシベリウスというスピーカとロジャースのLS3/5Aの音の違いについて、シベリウス・スピーカーの開発者が解説しているのだけど、これが結構面白くて、、んでもって、このシベリウス(Sibelius Loudspeaker)ってスピーカーに非常に興味を持ちました。

 

ユニットなんですが、ほら、これって、3年ほど前オントモムックの付録についてきたマークオーディオのユニットですよ!

 

あのユニットと大きさもかたちもあんまり変わらないのだけど、、このスピーカー用にマークオーディオが作っているユニットを使用して、長年の研究の末、到達したキャビネットのデザインよって全ての音楽帯域が自然に鳴るようになった==とのこと。

 

多分、日本語の字幕が出ると思うので、ご興味の方は、この動画ごらんいただきたいのだけど、この他にもたくさんの動画があって、設計者のハーレィ・ラブグロブさんのオーディオや音楽に関するお話が実に面白い。こんな人が作るスピーカーなら、自分は間違いなく好きだなあと思います(笑)。

 

さて、日本では、どこの代理店が扱ってんだろうと調べてみたら、なんと! このスピーカー、全く知られてないみたいですね。

代理店はないし、ネットで探しても、日本で個人的に使っている人はいないみたいです。

(シベリウススピーカー)

 

動画で、音を聞くことができたけれども、確かに、このフルレンジユニットとは信じられないぐらい、上から下まで音調の整った、豊かで自然な音ですね。フルレンジのユニットで音楽の全体を鳴らすように、長年研究して、キャビネットを設計されたということで、動画上で聞いても、見事な音です、、、

 

どこかでご縁があったら聞いてみたいなあと思うのだけど、日本では、まだ導入されていないみたいです、、、どなたか、ご存知の方がいられませんでしょうか、、、

 

 

 

 

 


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