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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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いい悪いじゃない、本人の世界感(音楽感)だっ! 

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先週はじめ、あたしたちのオーディオサンクチャリであるオーディオ道場の片山マスターが、入院されたというので、関係者一同、大変驚いて動揺したのだけど、幸いにも、すぐにも回復されて、週半ばには、退院されたとのこと。

 

ともかく、どんな様子か心配で、昨日(土曜日)、音もだちとお見舞いに行きました。

そしたら、無茶苦茶元気な、いつもの片山マスターで、なんと、コーヒーまで淹れてくれました。そうして、JBLの長~いスロートを持つホーンスピーカーとJBLのウーファーで最近構築した未公開(というかプライベート用)のシステムの音を聞かせていただきました。 

 

これがとても良かった。SATRIのミニアンプ(6W)で鳴らすのだけど、スピーカーが高能率であるので、大音量でも気持ちの良い音を聞かせていただきました。これだけたくさんのユニットの調整は大変だったしょうね、と聞くと。

 

まあ耳たい! 耳と経験でやるとたい! と相変わらず意気軒高!。

往年のJBL製のネットワークを2台使っただけで、これだけ音がまとまって聞こえるは驚異的なことです。

 

ついでに、もうひとつのプライベートシステム==JBLのユニットを4312の箱に入れたシステムをアキュフェーズの初期のセパレートアンプでジャズ(アートペッパー ミーツサ リズムセクション)をかけてもらいました。こちらも相当の音量でしたが、ものすごくのびやか、、、

 

道場は、あたしたちがコーヒーをいただくカフェエリアである「アトリエ」でさえ大変な広いスペースがあるので、どちらも大きなシステムで、大音量で再生しても、全く音が飽和しないし、澄み切った音がのびやかに空間を埋め尽くす、、

 

片山マスターのシステムの音を聞きながら考えた。これは、これで大変に素晴らしい音であり、オーディオであり、音楽である。しかしながら、今や英国のフルレンジスピーカー「シベリウス」が奏でる音楽にすっかり満足している自分のオーディオ世界とは、全く違うものだな。それは、どちらがいい悪いということでは、全くなくて、ただ単に異なる世界・環境だけなのだな==と。

 

あたしのフルレンジと片山さんのシステム、、最近あたしが動画で拝見した巨大なウエスタンのスピーカーを懇親のハンドメイドの玉アンプで鳴らされている方のシステム。システムのサイズ、再生の音量なんかが、全く違う、、しかし、それらの機器の目的は、どれも音楽をよりよい音で聞くことに他ならない。同じ目的を共有しつつも、その方法は、各人の状況(部屋のスペース、資金、電気的知識や技術)で違ってくることは必至。また、大音量再生が好きなのか、、あたしみたく、せいぜい中音量で満足なのか、それぞれの嗜好で違ってくるのは当然。

 

だけども、あたしは、片山さんのシステムを聞かせてもらって、とてもいいなと素直に感動するし、、、ウエスタンのシステムを聞いて、すばらしいなあと虚心坦懐に思う、、

 

帰宅して、夜、「シベリウス」で音楽を聞く。 やっぱりいい、、全くいやな音がしない、ともかくきれいな音、ハーモニーがとても美しい。あつく豊かな低中音。音楽につつみこまれるような感じがとても心地よい。もちろん、大音量の再生は無理(笑)。オケのフォルテシモでは、音にほんの少しの混濁感が感じられるけど、まあ、大して気にならない(笑)。

 

しかし、小中音量再生では、ジャズであっても、クラッシックであっても、アコーステック楽器の音は、生の音を彷彿とさせる。片山システムみたいな広大な音場は、土台無理だけども、片山マスターのシステムとは、異なる音が出ていて、その音にあたしは、すっかり満足している。そのことが、とても大事なんだと思うな。 

 

なにはともあれ、片山マスターが元気でよかった(笑)。

オーディオ道場がもしなくなったら、あたしらは行くところが無くなってしまう、、、

 

しかし、あたしも還暦だし、マスターは70歳の半ば、、

はじめて道場に行ったのは、もう20年以上も前になるのか、、

 

これから、もうちょっとオーディオ道場のお手伝いをしないとな、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 


 

 


 


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