マエストロ村井のご指導に従ってお借りしたパネルの角度や位置を変えながら、音の変化を確認しながら、自分として一番好ましいスイートスポットを探す、、
SP側に設置したパネルは位置的にもう動かせない(笑)から、センターパネルの開き具合(角度)と前後位置を少しずつ変えながら音の変化を見ていく、、
で、それがあなたマエストロが言われる通り、少し変えただけで音の様子ががらっと変わってしまうから大変なことですよ、、
先ずパネルの角度を(上から見ると三角形を天地逆みたくなるのだけど、その頂点の角度って考えてください)狭くすると、楽器のエッジがたった感じになる。だからバイオリン協奏曲だとバイオリンの音が屹立すると同時に伴奏もはっきり出てくるから、これはこれでいいのだけど、あたし的にはこれだとちょっときつい感じ、、
で、今度はもう少し角度を、ほんのちょいと開いてあげると、まったく不思議なんだけど、ホール感が増す。さっきのちょっとエッジのある音が一変、柔らかく空気感の横溢した、これはまさにホールの音をほうふつとする様子になる、、
これで、あたしもこつを学習した、つまり角度大きく = ホールトーンとか響は豊かになるが楽器のはっきりした音は後退。角度小さく、空気感は減少、楽器のエッジがはっきりする、、
ということで自分のこのみの音が得られるまで、調整する。あわせてパネルの位置を前後して聞いてみる。これは当たり前のことだけど、ちょっと奥にやると音場感はぐっとまし、うまくいけば高さも出てくる。
以上のような調整を耳タコのCDを聞きながらやっていく。
そうして、なんとか昨日の時点ではスィートスポットを発見することができた。
これで聞いたハイティンク指揮 LPOのRVウィリアムスの交響曲5番の切々とした悲しみにあふるる演奏の美しさはこれまでになかったものだった。
リベラメンテケーブルにしたので、スナーケーブルの輝きと艶は亡くなったのだけど、なんというか、実に自然なたたずまいでバランスのよい音調は、こころにひたひたと染み入ってくる、、いいなあ、
RVW、、しみじみと思う、、
しかし、ここでなんとなく気づいたのはCDによってはちょっとだけ高域がひりつく感じがあるのだった。
そ~いえばDP-900 DC-901を接続する付属のHS-LINKケーブルの方向性を確認してはいなかったのだった。ちょっと変えてみようと引き抜こうとしたら、これがあなた、DAC側もトラポ側もどちらも固くしまって抜けないではないか。取説通りにやっても抜けないではないか。こうなると気になってたまらない、、しかし今日は日曜日、時間も遅い、アキュの担当者がいるはずもない、ええい、すべては明日だとあきらめて、この状態でまた、いろいろ聞き進むあたしだった、、、、