先日、だいぶ前の自分の馬鹿ブログを見ていたら、まさにオディオ馬鹿一代の面目躍如たる馬鹿ぶりの頃があったということを実感いたしました。
いや~いかに馬鹿だったかというか、、ほんとにやけくそになって機器を入れ替えたり、あれこれやっては、一喜一憂していたものだった。散財もしたけれど、面白かったなあ(笑)。
やっぱり圧巻は、熊本地震の後。FALのスピーカーを入れて、やけくそでファーストワットのアンプをいれたり、あろうことかEARのフルアンプシステムにしたりして、今、見てみるとちょっと、おろそしいばかりのクレージーさ、、
やっぱりちょっとどっか異常な時期だったのかもしれません。
でも、もうしないですよ(笑)。経済的にも、老後の心配とかもしなくちゃならない歳になったし、ある程度分別がないとね。もう還暦だし!(笑)。
シベリウスとかLS3/5 Aその他のおかげ、ほんと文句ないオディオの音になってきたので、まあ週末はあれこれ機械をいじっているけれど、このごろは機械よりも、むしろ音楽を楽しみたいなあと思っているのであります。
オディオの音チエックするために、リファレンスCDとか言って、おんなじ盤ばかりならして、音の違いに一喜一憂するっていうのも、なんかこ~、もう卒業したいしなあ、、、
そすると、やっぱりある程度、計画たてて聞いていく方が良いのか、、
前からトライして、結局できなかった、オペラを聞くこと、、
アバドのオペラボックスとか、ワーグナーのボックスセットとかもあるのだけど、いまだに聞き通していない状態なのであります、、、CDだけじゃなくて、LPだって、まだ聞いてないものが実家に多数置いてある。
先日、動画サイトをうろうろしていたら、大変面白いチャンネルにぶつかりました。
宮甚商店というチャンネルなんだけど、昭和のオディオや無線機などをベースに店主がこれまでの人生を語るのだけど、、
これが、なんというか実に面白い。ちょっとべらんめえの江戸弁みたいな感じで、男はつらいよの寅さんの語り口に似た店主の醸し出す下町の風情がなんとも良い、、ノーシナリオで撮ってるんだろうなあと思うけれど、話はすこぶる面白い。
60歳以上の方は、見てて楽しいし、共感するとこも多いと思う、、
昭和40年ごろ無線とかオディオをしていた向きは、店主の話に、そ~そ~そ~とにやにや笑ってしまうくだりも結構あったりする(笑)。
店主のこういう歳の取り方も悪くないなあと思います、、、
いい意味での「いい塩梅」のシニアライフ、、、
お手すきのときに、気が向いたらみなさんものぞいてみてくださいませ、、、