あつい、暑いぢゃないですかあ! 暑くなると、クーラーの効いたお茶の間で、夕方一杯やりながら、この間、テレビでYOUTUBEなんかを見られるよう配線しちまって、しかも、BOSEのラジカセを持ってきて、動画の音も出るようにセッティングした、この動画システムが、まあまあの音なので、もうずんだれて、こっちで動画ばっかり見てるていたらく。
メインオディオは週末、稼働する程度(笑)。
動画では、あいかわらず宮甚商店の店主の話で大笑いしてるんですが、音楽も茶の間システムで聞いてたりもするのです。
さて、うちのメインスピーカーである「シベリウス」ですが、口径12センチ程度のフルレンジなんですが、鳴らしこみも進んで、ナチュラルかつ豊かな音を奏でるております。で、最近、発見したのは、これフルレンジなんですが、実はビッグバンドジャズを大変いい塩梅で鳴らす。いや、信じられないかもしれませんがね、、
というのも、久しぶりにマリアシュナイダーの音楽を「シベリウス」で鳴らしたのでした。
「シベリウス」の海外の評価記事など見ると、このスピーカーは、ビックバンド(Dエリントンとかね)を大変に良く鳴らすということだったのだけど、マリアシュナイダーのビッグバンドがどうなるか試したいとも思ったのでした。
マリアシュナイダーの音楽がとても好きで、数年前からよく聞いていて、過去所有していたいくつかのシステムでも聞いていたけれど、ビッグバンド編成っていうので、彼女のCDはほとんどもっているのだけど、細部まできれいに聞こえる良い録音盤は数枚しかなくて、うまく再生するのはなかなか難しい。もちろんうちのシステムの問題もあったかもしれないが、、
で、聞いたのは、これ、、、
これも、あたし的には、いい録音ではないと思う。各楽器の音がしっかり分離せず、ドラムスの音なんか、ずいぶん向こうの方から聞こえてくるみたいで、、もちろん音楽そのものは素晴らしいのだけど、ちょっとプアな録音かなあ、、
もちろん意図的にこういうちょっとファジーな感じに録音したのかもしれないけれど、もっとクリアーかつ分離がはっきりしていれば、音の構成とかがもっとはっきり分かって、良いのになあ、、
録音のことは、さて置き、「シベリウス」は、上の海外記事のとおり、ビッグバンドを大変良い雰囲気でならしてくれました。
「シベリウス」は、低中域の豊かさ、厚さはとてもフルレンジとは信じられないほどだけれども、やはりホーン型のキャビネットなので、B&Wみたくタイトで早い低音というのではないですね。でも、少しゆったり目で、ぐ~んと波のように押し出してくる低音は、ホールで聞いているいるウッドベースの音の出方を彷彿とさせ、とても心地よくて、あたしは好き。だから、タイトでスピードの速いベースを聞きたい向きには、「シベリウス」は合わないかもしれない。
なんにしろ、この盤を「シベリウス」は、厚い低中音でもってあたしの部屋をすみずみまで満たしてくれた。これって本当にフルレンジ!?とまたまた驚きをあらたにしたのでした(笑)。海外の記事によると、大昔のビッグバンドを、実にいい感じで鳴らすと高評価が多いので、こんど実家からエリントンのCDとかLPをもって来なくちゃ、、
とういうことで、「シベリウス」が大変良い塩梅でビッグバンドを鳴らすことが分かったので、ビッグバンドもって聞いてみなくちゃなあ、そ~言えば最近、マリア・シュナイダーの動き全く追っかけてなかったなあと、動画で検索してみる。すると、彼女へのインタビューとかヨーロッパでの演奏とかの動画がいろいろありました。
そのひとつに、今ビッグバンドで活動しているミュージシャンによる座談会みたいな番組もあって、それも面白く見ました。もちろん、マリアさんも発言者のひとり、、、そしてもうふたり ゴードン・グッドウィンさんと、日本人女性のはざまみほさん、、
は~、このおふたりどんな音楽やってるんだろうと思って、動画をおっかえてみたら、これが、どちらも大変に良かった、、、どんなふうによかったか、、待て次号!(つづく)