先回も書いたのだけど、すっかりシステムが落ち着いたので、最近は、機械をがちゃがちゃやることなしに、しっかり音楽を聞いていたのでした。その流れが、この連休まで続いていて、アナログやらCDやら、音楽をじっくり聞いている今日この頃なのであります。
このごろいいなあ~と思うのは、ハイドンの交響曲。
こどものころ、「ベートベンが馬にのってえ、ハイドンハイドン、バッハッハ」なんて戯れ歌があったけれども(笑)。ちょっと前までは、ハイドンなんてえ、ちっとも面白くないと思っていたのだけど、2年ほど前買ったアバドの交響曲セットにはいっていた交響曲を聞いたら、がぜん面白くなった。聞きこめば聞きこむほど面白い(笑)。
先ずかっちりした作り音楽の構えがいいなあ。一聴、どれを聞いてもおんなじみたいでけれども、よく聞きこむと良くつくりこまれていて、もちろんモーッアルトみたいに極美な世界が開けるということはないけれども、なんともうまく抑制のきいた響とかフレージングとか、また、そこはかとないユーモアがあって、聞いていてしみじみいいなと思う。
なんというのだろう、モーッアルトの憂いみたいなものが無くって(個人的な感想です)、ともかくじんわりしあわせな時間が流れていく、、、そう、聞く人をじんわりしあわせにするのがハイドンの音楽の大きな力なのだと感じます(飽くまで個人的感想)。パパハイドンって親しみを持って、関係者から呼ばれたっていうのが、なんとなくわかりますね。
図書館で、佐渡裕さんがトーンキュンストラー管と入れた6,7、8番を見つけて、早速聞いみたのだけど、これがとても良かった。佐渡さんというと大編成オケを爆演するっていう先入観があったのだけど、とても丁寧な演奏で、関心しました。録音もすこぶる良い。佐渡さんって、私と同級なんですよね(笑)。やはり、この年になるとハイドンとかが好きになるのだろうか、、
一方、ずいぶん前に買って、ほとんど聞いてなかったカラヤンがBPOと入れた「ロンドン交響曲集」があったの思い出して、昨日、実家にいって取ってきた。早速聞いてみたけれど、まあ、これがグランドスタイルというのだろうか、カラヤンらしくがんがん鳴らす(笑)。でも、これカラヤン晩年の演奏で、デジタル録音で細かい音まで聞けて、これはこれで、悪くないですね。
こんな感じで年の初めはハイドンを良く聞いています、、
さて、新しい年がはじまって、システムも落ち着いて、いよいよ音楽をしっかり聴きたいなと思っております。
60歳になって、さて次の10年しっかりやらないとなあなんて、ちょっと真剣に考えています。まだまだ、聞きたい曲はいっぱいあるある、、だけど、それには、今までみたく気が向くままにっていうのもいいけれど、スケジュールを立てて計画的に聞きたいなあという思いも強くなってきました。それにあたしは、クラッシックだけぢゃなくて、ジャズも好きなもんだから、時間はいくらあっても足りないぐらい(笑)。それに、仕事もしなくちゃならないし(笑)。
例えば、曜日ごとに聞く対象を変えるとか==
月曜→ ジャズ 火曜→クラシックの小編成 水→ クラシック
木曜→きまま 金曜→ クラシック・オペラ 土日→ 気まま とかね(笑)。
なにしろ時間は有限だっていうのは、ひしひしと感じておりますので(笑)。
さて、どうしよう、、、