母が、生前とてもお世話になったYさんが他界された。
昨日の午後からお葬式に行きました。
今年に入ってから、同級生のお母さまがふたり、そうして、Yさんと続けて3回もお葬式に行った訳だ、、、
まあ、あたしも、そういう歳になったってことだろうなあ、なんて、昨晩はかみさんと話をしていました。
で、夜は、これを聞いた。もちろんアナログで、、、
フルニエさんのチェロとセルがBPOで伴奏をつけたドヴォルザークのチェロ協奏曲。
この盤、もうずいぶん前、中古レコードで100円で入手したもの。その当時のアナログシステムは、機器だけは、いわゆる「いいもの」を集めていたけれど、セッティングに全く無知で、聞いても全く感動しなかった。
けれど、昨晩聞いたら、なんともしれない肌触りの良い音で感動しちまいました、、、、
最終楽章の終わりの方で、チェロが身をよじって歌いまくところは、チェロとオケの音が、おなかに響くというか、デジタルよりも実在感があるというか、、、セルの端正な伴奏の上に、フルニエさんの歌いまくる演奏がブレンドされて、、やっぱりLPっていいなあと、
あらためて実感、、、
さて、この盤調べてみると1962年6月の録音。あたしが生まれて3か月ごろの録音だって(苦笑)、、、
そのころは、母も昨日お葬式に行ったYさんも、20代でバリバリに元気であったのだった、、、
その頃生まれた赤ん坊が、今や還暦から1年も過ぎたのだから、しょうがないことではあるけれど、だんだんと寂しくもなる。でも、レコードを聞くと、癒されますね、、