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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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美しくもかなしいスタンゲッツ!

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ゲッツ!っていうギャグが大はやりしたのは、もう5年ほども前というから本当に月日の過ぎるは早い。なんでだろ~なんてのがはやったのは、もっと昔のことなんだそうだ、、


なんの話だったか、おお!そうそう、昨晩はスタンゲッツの最後のアルバムこれを聞いたのだった、、







CD2の1曲目「ファーストソング」を聞いてください。この曲はそれこそ、先般物故したチャーリー・ヘイデンの作で、多くのミュージシャンが演奏しております超名曲、、、


で、聞いた。なんだか、やっぱり、いいぞB&W802SD! 今までになく、この演奏に美しさとなんともない悲しさが、ぐんぐん伝わってきて、ああ、いいな~とじ~んとあたしはした。


これまではあんまりわからなかった伴奏ピアノのケニーバロンのうまさと、スタンとのまさに神業的なアンザンブルにはうなってしまった、、


スタンのサックスは実に切々と、悲しみをたたえて、なんていうと実につきなみなんだけど、そんな情感がひたひたと伝わってくるのでした。なんでも、この演奏の時は病気でもうあんまり彼には時間がなかったとのこと、、


昨日はちょっと早く帰宅してBSで録画しておいた松本清張先生原作の「ゼロの焦点」という、昭和30年代の金沢を舞台にした実にくら~いドラマを観てて、その後でこの演奏を聞いたものだから、ちょっと暗くなってしまった、、


その昔、最近おたがい忙しくてあってないけど、タニシ目の畏友N君が、あるオーディオ展示会で、アキュフェーズのブースでデモがあった折、いや~やっぱ~アキュのシステムコンポはいいでね~と言ったら、担当者の方がものすご~くいや~な顔していたっていう大爆笑話をしてくれたことがあった。


うちのシステムなんて、細かいところは除いて、まさにアキュのシステムコンポ(大爆笑)になっちまったけど、でも、アキュの音は実に良いです、、これだけ音楽が伝わってくるなんていうことは初めてのオディオ経験だな、、


それにしても、いつも思うのはオディオっていうのは、過去と現在をひとつにしてしまう、時間軸を超えて成立する実に不思議な世界という他ない、、


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