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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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このごろのあたしについて、、、 サンバレーの玉アンプの実力は、、

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いや~、やっとコロナの後遺症がほとんど抜けただよ~。

とは言え、まだノドはちょっとやらやらするし、鼻水がちょっとお残っている感じがするけれど、、その他は、もう全く問題ございません(笑)。

あたしが回復している途中、息子がインフルなっちまいましたが、なんとかというお薬のんですぐ直ったのにはびっくりしましたね(笑)。

 

体調が回復するのにあわせて、オディオと音楽もやりだすようようになりました。で、いろいろありましたので、書いていまいりましょう。

 

まず その① サンバレーの玉DAC SV-192PROの使い方という実力を引き出すということについて、、 

 

このところCECのトランポーター TL-1Xとサンバレーの玉DAC SV-192PROに繋いで、SUGDEN A-21でもってシベリウススピーカーを鳴らしていて、いやあ、あたしの好みの音でなって、文句ないとか言ってたのだけども、実は、このDACもうすこし音が少し細い感じがして、もう少し音全体がゆたかであれば、もっと良いのに~と思っておりましたが、まあ、このDACのキャラとして甘受しないといけないなあなんて思っていたのでしたが。

(ちょっと前の写真。トラポが同じCECでもこれはTL3.3Lです)

 

で、この前、ネットでこの玉DACの記事をいろいろ見ていたら、サンバレー社のHPで、このDACの後継機の紹介している記事にあたりました。SV192PROⅡってやつね。基本的な設計は、あたしのDACとあんまり変わらないようですが、パーツの変更なんかで音のグレードが相当あがったようであります。で、この記事の中で、あたしの目に止まったのが「真空管を通したアナログ出力」について。抜粋しますね: 

 

「なおSV-192PROIIの真空管バッファ部(可変出力)は単に信号が真空管を通過しているだけでなく、適切な利得(ゲイン)を付加して出力することが可能です。本体右下の”Monitor Level”に注目いただくと時計の2時辺りのポジションに”Unity”の文字が確認できます。この位置がいわゆる”Line Level”(=固定出力同等)である訳ですが、ここから更にレベルを上げていくことにより単にゲインがあがるだけでなく、いわゆる真空管の”効き”(=響き)もより多く付加されます。スタジオ関係者が音作りのポイントとしてUnity位置以上のポイントで出力(”Tube Expandモード”)させ更に音をリッチに仕上げることがデフォルトとなりつつあります。」

 

抜粋終わり

 

多分、あたしのDACにも全く同じ機能があります。前にミュージックバードを聞いていた頃、設計者の大橋さんが担当している番組で、このような使い方があることを話していられたことを思い出した。 

 

で、早速、試してみることにしました。RCAラインをモニターアウトにして、真空管を通るアナログ出力の量というかゲインを調整できるモードに切り替えました。

 

で、聞いてみたら、まるほど、確かに固定出力よりも音の響が増えた感じがします。最も顕著なのはゲイン調整が実に細かくできること。予想以上にセンシティブで、ちょっとダイヤルを回しただけど、音量がぐわっと上がります。これは、良いです。

 

固定出力の方が音質が良いに決まっているという先入観で、これまでこちらばかり使っていたのだけど、いやいや、モニターアウトの音の方がずっと豊潤で、玉の感じがしますねえ。しかも、音楽ソースによっては、もうすこしゲインがほし~なあと感じるときも少なくなくて、このモードを使うと、好みの感度に引き上げることができて、ゲインの調整で響の具合を調整できる。いやはや、なんで今までやらなかったのだろうと思うぐらい。 

 

ぶっちゃけたことを言うと、あたしが、この玉DACに求めていた音質とは、まさにこれだった~のでした。もう、このDAC10年以上使っていて、一回オーバーホールしてもらったのに、ああ、この10年なんど手放さそうかと思ったのに、持っててよかったと思いました(笑) 

 

で、このモードに切り替えたSV196PROとSAGDEN-21で鳴らすシベリウススピーカーの音は、いや~これが実にいいのお、、、

 

もともとSAGDENアンプの音質は豊かな低中音であったのだけど、さらに、TUBEYなDACの音が加わったからたまらない。今まですこし気になっていた、線の細さがなくなって、なにやら濃い油絵のような感じの音になりました。 

 

とういことで、この玉DACを使っていられる方は、是非このモードを試していただきたいと思います。いや、むしろ、このDACについては、このモードがディフォルトと言った方が、あたし的には正解だと思います。

 

いやあ、音楽聞くのが、さらに楽しくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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