あれは、あたしが19歳の夏で、あるゴルフ場でグリーン整備のバイトにいそしんでいるときでありました。1日の仕事を終えて、は~つかれたあと事務所に上がってくると、ちょうどNHKで渡辺貞夫の武道館ライブがはじまったところ、、、 は~ナベサダねえ、人気あるなあとか思いながら、帰り支度をいそいだのでした。
そのころあたしは、同じ渡辺さんでも、ギターの香津美さんにいれあげていたので、ナベサダさんってなにかこ~かるい感じの、ここちよいBGM的なもんだなあなんて生意気にも思っていたのでした(笑)。
しかし、40数年たって、その当時のナベサダさんのCDとか聞いてみると、いやこれは結構すごいことしているんだなあと、やっと分かるようになりました。
で、昨晩、この盤を聞いたのでした。
ビッグバンド形式で、まあ、フュージョンぽいジャズなのだけど、細かく聞くと、なかなかすごいなあと感心します。もちろん細かく聞かず、おおきくゆったり聞いても、とっても心地良くて、ノリの良い音楽なのだけど、、
ナベサダさんも、もう80歳をとっくに過ぎていられる。だけども、まだまだ元気でプレイされていられますね。すばらしいことです。
ナベサダさんが、ずっと若かった頃のプレイを聞いてみたいです、、、
いまや動画やストリーミングで好きなときに聞ける。
いい時代になりました。