夕方になると本当に涼しくなる。東京は大雨らしいけれど、九州はこのところとっても良い天気が続いている。実に不思議な天候ではある。
昨晩も、もうエアコンはいらなくて窓を開けっ放しにしておくと実に涼しい、、ああ、今年はもう本当にこのまま秋なんだ~と家人と話す、、
晩御飯も終わって、家族はテレビを見ているのだけど、なんだかアイドルの青年たちがゲストとゲームに興じている番組なので、どのおもしろさがわからんので、ではと、おもむろに音楽の部屋へ、、
さて、何を聞こうかしらん、このようにいい気持ちの夜は、ちょっと軽めで美しい曲がいいな~何かないかな~と探すと、あったあったこれ!
プロコフィエフの古典交響曲。しかもチェリとMPOのライブ盤。
この盤、一時期とてもよく聞きました。アバドとか他の指揮者の演奏も聞いたけど、この曲はやっぱりチェリの演奏が最高だと思う。
短い交響曲なんだけど、チェリの指揮だと、実に神秘的でふか~い作品に聞こえるから不思議。古典なんて言ってるけど、どう聞いても現代音楽としか思えない音も出てくる(笑)。なにより、全体として大変に美しい。耽美的な演奏と言っても良いかも、、
カラヤンの録音なんてのがあれば、この盤と聞きくれべてみたら面白いだろうなあ、、
このCD、この曲と5番もカップリングなんです。この5番もものすごい演奏。巨大な演奏、、でも今晩は聞かないです(笑)。
古典交響曲の終楽章がおわったところで、システムの灯を落として、さて寝ましょうと2階にあがると、今日は窓から月が見えた。
それでも、大阪以北は、とんでもない雨が降っているんだと思ったら、実に不思議な気持ちになった。