このところＳＡＴＲＩアンプのエージングとか言ってＳＡＴＲＩばっかりで音楽を聞いている。
１週間ほど鳴らしこんだので、きちんとした音質評価ができるようになったと思います。信号送り出し系はインフラノイズのＰＣオディオシステムで固定、ＳＰもＢ＆Ｗ６０１で固定。このかたちでエージングを進めた訳です。
ＡＭＰ－５５１２はボリュームにガリが相当出ていたので、セイデンの新しいのに交換してもらった。音がスムーズに出るのは本当に気持ち良いものです。
エージング１週間がたった５５１２の音は澄み切った音、、一音一音がきちんと立ち上がってくる。５５４０に比べると音の豊かさや太さは足りないけど（５５４０は１５０Ｗ、５５１２は２０Ｗだからね）、ＳＰにもうすこし高能率のものを使えば、もう十分以上の音。
ボーカルや小編成のクラッシックはとてもよいのだけど、やはりジャズなど聞くとなるとどうしてもエネルギーがもちょっと欲しいともうのは私ぐらいでしょうか？
では、５５４０に切り替えてみると聞いてみると、ああ、やっぱりレベルが違う。もちろん物量的にも５倍ぐらい５５４０の方が贅を尽くしてあるから仕方がないけれどねえ。
なんというか５５４０に切り替えてみると、同じソースを鳴らしてみても、音全体の豊かさと、柔らかさがぐ～んと増す。低域もガツンと来るのではなくて、重心がぐっと下がって、ふわりと伸びる、、弦の音もさらに芯がはっきりするのだけど、きつくなることはなく、シルクのようにくっきり出てくる、、
ＡＭＰ－５５４０っていうのは、やっぱりＳＡＴＲＩアンプの中で群を抜いていいものだわ～って今回最認識した。
何にしても、これらパワーアンプの良さを引き出してたのは、プリアンプＰＲＥ－７６１０のレベルアップによるところが大きいことは間違いない。電流出力関係に最新のＳＴＲＩ回路を使ったとナガイさんが言ってたけど、その効果が今回のＳＡＴＲＩアンプ全体の向上間違いなく出ている！
今回、ナガイさんがＳＡＴＲＩの現行のエントリーモデル ＡＭＰ－５５２１を貸してくれたのだけど、やっぱりあたしは昔のモデル、特にＡＭＰ－５５４０の音がベストだと思った。
５５４０はしかしＡ級アンプみたく熱くなる。夏はとても使えませんがだんだんと空気が冷えてきた最近はちょうどいい塩梅にシャーシがあたたまる。暖房もいらない（笑）
（下から５５４０、５５１２、５５２１）
５５２１の限りない高解像度と空間表現は旧モデルとは比較にならないほどすごいけども、しかし本当の実力はやっぱり現行のプリアンプとペアで使ってみないとわからないと思う。近くナガイさんにお願いしてプリも貸してもらおっと！
という訳で、ＳＡＴＲＩアンプがさらに進化したことを今回実感！
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