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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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新年、アナログでジャズを聞かせろ!

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体調もなんとか回復して、元気になって、ふと我にかえったら、もう新年も3日目ぢゃないか、うわああ、全国百万人のご同慶に皆様、今年もよろしくお願いします。今年もがんがん行きますから、ご支援よろしくねっ!


て、言うわけでなんだかしらないけれど、ともかくアナログで、つまりレコードでジャズを聴きたくなった。無性にそうなったんだからしょうがない。それもアキュとかB&Wとかではなくて、シンプルなシステムで、ど~でもいいような音でジャズを聴きたくなったでした。





そこで実家に秘蔵していた、アキュの大昔のプリ C-200VとCECのアンプ。それとしばらく使ってなかったデンオンのプレイヤーをつないで、SPはやっぱりジャズならヤマハでしょ。というので、NS-100M(千ぢゃないよ百!)こいつとつないで、、ほらできた! 超シンプルジャズ喫茶の音!


あたしは何を隠そう結構ジャズのLPを持っていて、しかも今までしっかり聞いたことがない。今回は手持ちのLPを聞きまくる!


カートリッジはシュアーのM44G。本当はお気に入りのデンオンのDL-103にしたかったのだけど、プリのヘッドアンプのLRバランスが悪くてMMにしたところ。




で、いろいろ聞いていく、、ああ、やっぱりいいわ~っ。どうしてもデジタルの音と違う、、なんというか甘さというか、脳内にとろ~っと染み渡るというか、ここち良さというか、そんな感じがアナログにはある。


まああたしが昨年アナログの調整方法をなんとか理解したっていうこともあると思うけど、ともかくサックスのあま~い音色がく~ったまらん!


いちいちアルバム名を紹介するのはめんど~(笑)なので、写真を載せておくけど、50年代のソニー・スティトから60年代のマイルスまで聞いたのは結構おもしろかった。





「マイルス・スマイルス」をあらためて、それ以前に録音されたジャズとはからずも比較して聞くことになったのだけど、、ん~モードジャズはやっぱりその前とは本当に全然違う、、 その違いをど~いう言葉であらわしたらいいのかなあとつらつら考えたら、、マイルルス=芥川賞 それ以前=直木賞とか、マイルス=形而上学、それ以前=割りと感覚的、、そんな感じなんだな~。


あっそうか!マイルスは録音する前に、いっか~次のアルバムはこんなコンセプトでやるからな~、あ~でこ~で、こ~であ~でってメンバーに思想を語ったのではないかしらん、、そうでないと演奏様式を統一するってこともできなかったとは思うのだけど、、とっもかく、マイルス前のLPはともかく、たのし~、すげっ、く~ったまらんの嵐なんだけど、マイルスになると、なんかむずかし~ことを考えたくなるのはなぜだろう、、 マイルス以前がいい意味で「痴的」だが、マイルスは「知的」、、


まあ、昨日はウィスキー飲みながら、聞いていたから、こんなことを考えたのだけど、なにしろ、ともかくアナログで聞くジャズは格別ですな~っ。


この脳内にとろ~っとシロップみたいに染み渡る感覚は、うちのアキュのCDPでも出ない!


それにしてもアアナログ全盛時代に作られたアキュのプリはと~ってもいい音がする、、





という訳で、今おでんを作りながらこれを書いているのだけど、今日はおでんでいっぱいやりながら、またアナログでジャズを聴く!


みなさま今年もよろしくお願いいたします。




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