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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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サーロジックとレゾナンスチップ

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うちのシステムの音。最近ちょっとべったりして音離れが悪いというか、自然に伸びないというか、そういう感じが最近にしていた。そこで、いよいよサーロジックのウォールとレゾンナンスチップ(RC)の位置を動かして部屋の響の調整を、重い腰を起こしてやることにした。


なにしろ、何が気になっていたのかと言うと、たとえばオケのフォルテシモで音が自然に伸びない。SPにくっついたようで吹き上がらない。だから音全体に粒立ち感がない、、、


先ずはSAロジックのウォールを5センチほど奥へ。ウォールの左右のウィングを少しづつ広げていく。この時、使ったのはカラヤンVPOのチャイコフスキーの5番最終楽章。弦とブラスの響の変化を聞きながら追い込んでいく。


ある程度、納得できるポジションを見つけたところで、SPの上部の壁に付けているRCの位置を少しづつ動かして、さらに響が良くなるポジションを探っていく。


これだけで約2時間(笑)。あ~何やってんだろうな、、とか思うが、

なんとかスィートなポジションを発見。よ~し、しばらくこれで音出し!


これだけのことで、こんなに音が変わるとは! べったり感はなくなって、フォルテでも音が自然に伸びて、ブラスも吹き上がりがナチュラルになった。なにしろ、調整前には聞こえてなかった低域がうんと出るようになった。その分ちょっとうるさい音の成分が入ってきたのは感じるけど、これは多分さらに調整を追い込めば、解消できると思う。


とういうことで、調整後に聞いたはこれ。





最近、ウィントンを聞くことが多くなって、これは随分前に手入れていたものだけど、トラックごとに録音状態が違っていて面白いし、何より、ウィントンのラッパがすばらしい! こんなに歌えて情感豊かなラッパが実に美しく、切なく、、まあ、ほれぼれするようなうまさ。


響が大幅に改善されたので、ウィントンがまるで目の前で吹いているかのような感じになった。ただし、この録音、なぜか低域がすこし足りないのか、、それともうちのシステムの低域が不足しているのか、、どちらにしてもこのラッパは実に美しい!



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