オーディオ道場にはだいぶご無沙汰していたから連休中にはいかないとなと思ったいたところへ片山マスターから携帯へ着信。これは呼ばれたなあと思ったので、連休の合間の土曜日午後、ひさしぶりに行きました。
連休の中休みでお客さんも数人で久しぶりに短時間だったけどマスターとTOMOKOちゃんとお話しすることができた。
オディオ道場の伝説で、急逝したHさんの部屋をメモリアルホールにしたとたい見てみる?
と聞かれたので、
見ます見ます
と言って通されたのが、こちらの部屋、、
西野さんもB&W持ってるだろばってん、初期のB&Wとか聞いたことなかろ? Hさんのメモリアルには全く初期のB&WのSPを鳴らしよるとたい
と説明してくれた。それがこれ。
アンプはラックスマンの大昔の玉のプリメインでCDでHさんのお気に入りに声楽を流してくれたのだけど、いやあ、やっぱりよかった。
今のB&Wの性格・精緻な音とはだいぶちがって、どちらかというと往年のブリテッシュ系、、、
高域に若干のちりめん感があって、ブラインドで聞けば、タンノイと間違えるかもしれない、、
低域もずいぶん豊かに響いて、どちらということ自然にひろがっていく感じ。
あ~昔はこんな音だったとですねえ
と言うと、
そうたい、B&Wの基本はこのブリテッシュたい!
とマスター。
タンノイの箱の上に乗せとるけん、そのままの状態より低中域がより豊かに鳴るとたい! 歳の功たい! そ~言えばおれも66歳の誕生日が昨日だったとたい!
と鼻をふくらませてマスター。
わ~そうだったとですか、それで電話くれたとですか?
今度なんかもってきますけん、かんべんしてください
とか言って許してもらう(笑)。
B&Wはもともと、電気屋のおじさん二人が手作りではじめたらしい。多分、このSPはバウワーさんがウイルキンスさんが手作りで作ったんだろうなあとおもいました。
あたしの802SDとはかたちも音も違うけれど、初期のB&Wを聞けたのはよかった。
そうしてあたしは、マスターがやっぱりHさんに対するあたたかい愛をひしひしと感じた。