昨晩はけっこうすずしくなりました。朝とかは肌寒いぐらいです。
でも、秋の気配なんてことはないですね。まだ10月ごろまであつい、、
さて、個人的挑戦シリーズ「團伊玖磨さんの交響曲を聞く」を続けております。
で、本日は第3番、60年の作品で、初演は岩木宏之さんがふったとのことでした。2楽章から構成されている作品。
ん~最初から、これは現代音楽っていう感じであります。といっても12音階とかそ~いうのではなくて、むしろバルトークみたいな感じですね。難しいリズムの連打とか強打がここそこにあって、しかも全体の雰囲気が実におもくるし~です。
とてもシリアスで、練って練って考えて作られた作品にような感じであります。
このCDの指揮は作曲者本人、オケはウィーン交響楽団。全体的にとてもよい録音なんだけど、ときに低音がブ―ミーになることがある。うちの補正のせいなのかもしれないけれど、、、
DG-58のエージング十分に進んだのか、音の澄みぐあいというか、透明度が前よりぐっとましました。そういえば、導入してまだ2か月ちょっとだもんね。でも、DG-58ほんとうに入れてよかった、、この機械とSA ロジックのボードの併用で音楽を聞くのがたのし~。
團さんの指揮はさすがに作曲者だからでしょうか、とてもうまいと思いました。なかなかすごく難しいパッセージなんかも実にじょうずにひかせていて、いいなあと思います。
とはいえ、この曲、とてもとてもシリアスで暗い。しかも2楽章構成という、聞く人にも集中を要求するような感じがしました。バルトークに似ているにも聞こえるけど、バルトークの音楽にはものすごくくらいところもあるけれど、ものすごく広がりがある部分もあったりするけれど、、
この交響曲のくらさはいったいなんだろう、、それがちょっと気になります。もう一回聞きたい?って聞かれたら、ん~たぶん2,3年後かなあ、、