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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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A-70の実力!

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週末、すごく涼しくなったので、お~これならA-70が使えるぞおとメインアンプをP-7100から70に繋ぎなおした。


そうして、あらためてDG-58でスムーズヴォイシング。完了して、イコライジング、まずは7100でおいこんだカーブを基準にしようとそちらのカーブを呼び出して音を出してみる。





あれれ、すごいいいぢゃない!? いろいろなCDをかけてみても、バランスもよく、フォルテシモでも破たんしないし、いじるところないんぢゃないか!? 


というので、7100のカーブをそのまま使って聞くことにした。





ショルティ盤のワルキューレCD3を聞く、、ああ、7100と全く違う。バーンシュタインVPOのシベリウスの交響曲5番、、モーッアルトのピアノ協奏曲、すべて良し!  


P-7100だってとてもよい音なのだけど、音の調整を追い込んだA-70の音は、ちょっと全く次元の違う音なのでした。


P-7100の音と比較すると、今前の前の音は、実に自然でのびやか、、 夏の早朝、ものすごい良い天気で、ちょっとひんやりした空気の中の露のような肌触りなのですね。


7100はやや平面的な表現なのだけど、今の音は、楽器の音が実体化して、雲みたいにかたちになって、その雲がそれぞれに粘度をもって、、そうそう音全体に粘度があるんですね、、、固い雲や柔らかい雲、、そんな雲が立体的にまじりあって、なんとも美しいのですね。


たとえば、バースタインのシベリウス5番なんだけど、この曲は一定の楽器がなが~くなが~く音を続けて、その上に、またなが~くなが~く別の楽器群が音を重ねてていう構造みたいなんだけど、その感じが、今回、はじめて手にとるようにわかった。


音の滞空時間が長いというか、、音が生起して終わるまで、良くわかる、感じなんです、、、


同じくバーンスタィンの同じボックスのおまけに入ってたエルガーのエニグマ変奏曲も聞いたけど、、前聞いたときには、こんなに瑞々しい音ではなかった。最終部分ではオルガンもはいってくるのだけど、この音がオルガンだって、今回はっきり峻別できましたの(笑)。太鼓の連打だって、バランスを失うことはない!


耳タコのCDを何枚か聞いて、どれにも、あらたな発見があるっていうのは、ちょっとびっくり、、


かといって分析的に聞かせるという訳ではなくて、上に書いたように、美しい夏の朝露のような音で、しかし、豊かに、、、実に適切なバランスで、ふんわりと音楽が出てくるのだから、これはたまらない、、


ああ、アキュの目指している音はこんな感じなんかと思った、、


しかし、いくら涼しくなったとは言え、長時間通電してると熱くなりますね。このアンプ。





本当に8畳ぐらいの部屋で聞いてる方、音場補正は本当にいいと思います。




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