おっかあのお命日に朝早くから自転車で実家に行って、お墓詣りして、もう9時には実家を離れたので、帰宅する前に事務所によっててちょっと仕事、、、
いつものようにオーストラリアの国営放送のクラッシック放送を聞きながら仕事していたのだけど、今日は朝からロシア音楽特集をやっていた。
先ずはプロコフィエフのバイオリン協奏曲、、この曲はとても神秘的なところがあって、、うっとりしてしまうほど美しい。
そうして、次にかかったのがショスターコビッチの交響曲5番。この前からカラヤンの10番を聞いていたので、だれの演奏を選ぶかなと聞いていると、ベルナルト・ハインティク指揮のコンセルトヘボーのもの、、
(これは全集)
あらら、ハインティンクかあ、おとなしめなんだろうなあ~と仕事しながら聞いてみる、、
なかなかいいではありませんか!? 5番は爆演とか、もうあじあじのエクサイティングな演奏が好まれるみたいだけど、あたしは、この演奏のような、素直で自然で誇張しない、いわばすっきりした感じがいいなあと思う。
カラヤンみたく、(下のブルックナーもそうだけど)、ストーリ仕立てであまりにもわかりやすく起伏のはげしい演奏もいいけれど、そうじゃなくて、もっと音楽そのものを、素直に出してくれるハインティンクの指揮はいいと思う。
特に、音楽そのものが激しくからみあって複雑なものほど、あたしは、表現主義的ぢゃなくて、もうすこし客観的なアプローチが好きだなあ。だから、マーラーでも、バーンスタインンもいいけど、むしろベルティーニとかが指揮したものが好み。
コンセルトヘボーの音もとてもよくとれていると思いました。しっとりとしていて、ほんのり暗めの、いい音なんですよね。ACO!
しかし、それにしても、ショスターコビッチの音楽は、なかなか、あたしにはしっくりしないところがあるなあ、、