リリーって言えば、あたしらには、寅さんのガールフレンドで浅丘るり子演じる、リリーがまず出てくるのだけど、今回のリリーは、ピアニストのリリー・クラウス、、、
おっかあのお命日、仏様にお線香をあげて、さて、なにか音楽でご供養を、CDの山をみたら、リリークラウスのモーッアルトピアノソナタ集から一枚、ひょっこりそこにあったので、聞いてみることにした。
実家オディオは、ジャズ専用に作った、ドンシャリ系のシステムなんだけど、クラウスのピアノは実に透明でな音、、
ピアノソナタの何番なんかも確認してないけど、モーッアルトのピアノソナタって、何番であってもどこかで聞いたようななつかしい音楽です。
とても、深いというか、真面目に、心を込めて歌う音楽、、
この盤は、あたしはどこでどうやって買ったのかも覚えていないけど、この盤がとてもよいと何かで読んだので入手したのぢゃなかったか、、、
1954年のハイドンソサエィの録音ということだから、モノラルなんだけど、ジャズ専用に組んだシステムでも、とても澄んだ音、、、
しばし、ソファに座って、耳を傾けました、、、
おっかあが亡くなって、早や11年、、
いろいろあったけれど、なんとか健康で仕事もオディオもやってますよ!
帰宅する道々、稲の緑の中のあちこちに彼岸花が咲いております。
おっかあの命日が近くなると、いつの間にか、この赤い鼻が咲いて、命日が終わると、そのうち、どこかへ消えてしまう。この花が咲きだすと、ああ、お命日だなあと気づく、、
そのうち、金木犀のあまいかおりがただよいだす、、、