SATRI機器で音楽を聴いている今日このごろ。仕事もさらに忙しくなってきて、なかなかアップする時間がなくて全国百万人の読者のみなさんにはさみしい思いをさせて大変ごめん。しかも、いよいよ夏休みという向きも少なくないでしょう。しかし、あたしは今日もこれから仕事なんだよ、くくくくくく、、、
さて、気を取り直して。SATRIの機器でいい音だそうといろいろやっていることは、これまで書いてきたけど、結局スピーカーを長岡さん設計、あたしの友達の遺品であるモアイに決定した。
モアイは2つのSPをパラって効率をよくするという独特の設計らしく、インピーダンスが2オーム程度にまで低くなる場合があるらしい。あたしの手持ちのSATRI AMP-5512は出力20Wなので、モアイをドライブするにはあまりに非力かと、ダメもとで使ってみたら、なんとこれがとても良い。で、このアンプのスペックをよくしらべてみたら、なんと極低インピーダンスのスピーカーをドライブできるような設計になっていて、20Wの出力なんだけど、協力な電源トランスを持っていて、モアイをドライブするにベストアンプだったことが分かった。
さらにKENさん手作りのアンプ出力用のムジカライザー、SP側用のムジカライザーをかますと、ちょっとドライで、奔放すぎるかなあという感じの音が、実に良い感じで収まって、濡れたイメージが出てきた。あたし好みの雰囲気。
こんな感じでフェデリクスのハーモネーターを付加して、CDを聞くと、それはそれは、しっとりとした美音になってしまった。
アマテイ、クレモナといってソナスファーベルのSPをある程度の期間所有して、それらイタリアのSPの音を愛しているのだけど、SATRIでドライブするモアイの音は、もちろんソナスの音とは違って、もう少し繊細なんだけど、SATRI独特の柔らかい中音に支えられて、少なくともクレモナとは張りぐらいの音には仕上がってきたんですね、、、
それにしても、この小さなアンプが、モアイこれだけドライブするとは、ちょっと思いもしなかったことだった。
このアンプ紆余曲折あったけど、もう15年以上所有しているけど、これだけの音で鳴ったのは初めて、モアイとの相性がばっちりということなだろうか、、