で、ジャズ批評のジャズオーディオ大賞受賞盤を聞き始めました。
惜しくも入賞はのがしたけれど、あたし的にとても気に入ったのが
ゲーリー・ピーコックのこの盤、、
調べてみると、このベーシストはなんと80歳なんだそうです。
でも、この盤を聞いていると、年老いた人が弾く、弱々しいベースっていう感じは全くしない、、
ドラムス、ピアノとのトリオ演奏なんだけども、実に豊かに広がっていく音楽、、
ジャケットが星雲の写真なんだけれども、音楽も実にそのような様相で、浮遊感があるのだけども、広大に広がっていく、、
ベースも縦横無尽に、上から下、また下から上に、すばらしい演奏、、 80歳でこんな演奏できるなんて、すごい!
ジャズというよりは、ちょっと現代音楽のような感じでもあるのだけど、ECMの音楽が好きな方なら、まず間違いなく好きになると思います、、
しかも、録音がものすごくよい。飛び散るシンバル、、ピアノの倍音の美しさ、、、ベースの深く、ゆさぶる低音、、
録音の良さと演奏の良さが相まって、実にすばらしい!
哲学的というのか、瞑想的というのか、、
同誌、金賞は昨年に引き続きAlessandro Galati トリオ
でした。これもすばらしい演奏と録音、、だけど、コンセプトの深みというか、インテリジェンスというかは、断然ピーコックだと思うな。
ハーベスで聞いても良かったけれど、B&Wの音はけたちがい、、この盤をより深く味あうには、やっぱり結構グレードの高いオーディオ方が良いかもしれない、、
この盤あんまり良いで、都合4回聞いた、、だから、他の盤をじっくり聞く時間がありません、、