同僚の家が結構大変というので、余震もだいぶ落ち着いた昨日、おっさん二人でお見舞いに行ってきました。この同僚の家は、熊本城のすぐ近くで、昔ながらの城下町。古い問屋街や、由緒ある神社とかお寺のあるところ、それとすぐ近くに熊本駅があります。
まあ熊本市の山の手という感じでしょうか。
まあ、熊本市の手前までは、風景はふつうだったのでありますが、、だんだんと街中にはいっていくと、破壊された家とかマンションとかが出てきます、、
ともかく、古い建物ほど、壊れ方がひどい。3、4階建のマンションの1階部分が倒壊しているところもありました。
古いお寺の壁が傾いていたり、お隣の家が倒壊していたり、、街中に入っていくほど、地震の被害が大きくなっております。家が隣接しているところは、調査士がすでに動いていて、危険という赤い紙、要注意の黄色紙、大丈夫という緑、、ほとんどの家屋に赤紙がはってありました。
同僚の家は、なんとか大丈夫だったのだけど、どうも少し傾いているようでした。この辺は、何回かあった強い余震の震源に近いところのようで、活断層のちょうど真上なのだろうなあ。
地震直後は道路から都市ガスが漏れて、近所中がガス臭かったとのことだから、ちょっと怖い、、
余震があるたびに、家の前の道路が隆起したり、前にいったり、後ろに動いたり、そのたびに家がみしみしいって、生きたここちがしないということでした、、家の基礎が大丈夫かどうか心配とのこと、、
近所の庭石がごろごろ道にころがっているし、むこうの家の壁は完全にはがれてます、、
同僚に家も、もうどうしょうか? これ以上ここに住めるだろうか、それともがんばって家を補強するか、新築するかしても、ここに住むべきだろうか? どっちにしてもお金がかかるが、お金はないしなあと頭を抱えておりました、、
音もだちが、腕のいい大工さんなので、今度、彼を連れてくるからと約束して、ひとまずおいとま、、
帰路、大きな古いお寺の横を通りましたが、石灯籠は地べたに散乱しているし、白壁はくずれているし、道路はもりあがっているし、
いや、これは本当にひどい状況、
そのうち、やけに人が並んでいるところがあるなあと思ってみてみると、お風呂屋さんでした。
そういえば、同僚が水は来てるけど、ガスが来てないからお風呂に入れないんだよ~と言ってましたから、こうやってみんなならんで銭湯にいくのですね、、
街中を抜けて、しばらくすると、今度は住宅が密集したところでは、屋根の多くにブルーシートがかけてありました。昨日は雨だったから雨漏りしているところが多いんですね。
そうして、しばらく走って、街中から少し離れると、地震の被害はほとんどありません。
これは活断層の上にあるところと そうでなかったところで地震の影響がこれだけ違うのかと改めて思いました。
ほんの数十キロの違いで、これだけ被害の度合が違うのだから、活断層っていうのは本当に気を付けた方が良いと思います。
余震がだいぶへったかなあと思っていたら、今朝早朝3クラスの余震が再び来ました、、
最初の揺れがまたくるかも~と思うと、やっぱり、今のうちにきちんと準備しておこう!
そなえあれば憂いなしと言いますから、、
しかし、重量級のオディオを持ってるあたしらは、やっぱり機器の固定、免震対策、それと何より保険!
これを読んでいるお友達のみなさん。重たいオディオ持ってる人は、今すぐかちっとした保険にはいりましょう!
それと地震保険っていうのは、今回よく調べてみたけれど、普通の保険と条件が異常にきびしいから、その辺もちゃんと確認してね。
で、もし地震保険でなくても、地震を含む災害もカバーする家財保険とかがあるとしたら、そちらに入ることを強くお勧めします。
以上、熊本市からのレポートでした、、